カリーがNBA史上初の第7戦で50得点 ウォリアーズがレイカーズとの西準決勝へ|NBAプレイオフ2023

2023-04-30
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(NBA Entertainment)

4月30日(日本時間5月1日)、カリフォルニア州サクラメントのゴールデン1センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第7戦、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対サクラメント・キングスの一戦は、120-100でウォリアーズが勝利し、シリーズ4勝3敗で西地区準決勝進出を決めた。

ホームでの第6戦を落とし、敵地での第7戦に臨むこととなったウォリアーズは、ステフィン・カリーが爆発。3ポイントショット18本中7本成功を含むフィールドゴール38本中20本成功で50得点、8リバウンド、6アシストを記録している。

プレイオフ自己最多の50得点をあげたカリーは、NBAで初となる第7戦での50得点超を達成。プレイオフでの40得点超は自身8回目で、これはウォリアーズでリック・バリーに並ぶ球団2位タイの数字だ(トップはウィルト・チェンバレンの10回)。

前半を2点ビハインドで終えたウォリアーズは、第3クォーター開始から13-4と逆転。カリーが14得点、クレイ・トンプソンが9得点を記録し、ケボン・ルーニーが10リバウンド(7オフェンシブリバウンド)をマークするなど、リバウンドで23-9とキングスを圧倒し、このクォーターで35-23とひっくり返した。

第3Q残り14.6秒にマリーク・モンクの3点プレイで6点差とされたウォリアーズだが、開始からFG10本中1本成功とショットに苦しんでいたトンプソンがロング3Pを決めて4点プレイ。点差を二桁として第4Qを迎え、カンファレンス・セミファイナルに駒を進めている。

ウォリアーズ(4勝3敗)はカリーのほか、アンドリュー・ウィギンズが17得点、7リバウンド、トンプソンが16得点、5リバウンド、ルーニーが11得点、21リバウンドを記録した。

カリーは「まだ戦いに残っているのだから素晴らしいことだ」と述べている。

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「外から見ているだけよりも、その方が良い。0勝2敗となったシリーズだから、何も保証はなかった。当たり前のことは何もなかったんだ」

トンプソンは「なんという素晴らしいパフォーマンスだ」と、カリーを称賛した。

「ステフ・カリーの試合としてずっと忘れない第7戦となった」

一方、キングス(3勝4敗)はドマンタス・サボニスが22得点、8リバウンド、7アシスト、ディアロン・フォックスがFG19本中5本成功の16得点、6アシスト、モンクが14得点、9リバウンド、テレンス・デイビスが14得点、キーガン・マレーが10得点、7リバウンドをマークしている。

モンクは「こういうことは夢にも思わなかった。経験してみなければいけない」と話した。

「実際に経験するまでは夢にも思えないんだ。来年戻ってくるのを楽しみにしているよ」

西地区第6シードのウォリアーズは、カンファレンス・セミファイナルで第7シードのロサンゼルス・レイカーズと対戦。第1戦は5月2日(同3日)、カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで行われる。

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