ウォリアーズとの2戦目に臨むウィザーズの3つの注目ポイント|NBAジャパンゲームズ2022

2022-10-02
読了時間 約2分
WashingtonWizards.com

9月30日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAジャパンゲームズ2022第1戦では、ワシントン・ウィザーズの八村塁が母国の友人や家族の前でプレイし、ブラッドリー・ビールとクリスタプス・ポルジンギスが初めて一緒にコートに立った。ジョニー・デイビスは初めてNBAを経験し、ファンは数名のフレッシュな顔ぶれと彼らがいかにフィットしているかを見ることができた。

ウィザーズは87-96で敗れたが、10月2日に王者ウォリアーズと再び対戦する。第2戦で注目されるのは、以下の3つのポイントだ。

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攻撃の改善

プレシーズン初戦で何度か見受けられたのは、攻撃がやや雑だったことだ。シーズン最初の試合だけに、想定されたことではある。ローテーションが変わり、新しい顔ぶれやスキルセットもあり、一部の選手はケガによる一定期間の離脱から戻ったところだった。プレシーズン初戦でさびを落とす必要があるのは普通のことだ。プレシーズンはそのためのものである。

期待されるのは、日本での初戦で見られた良かった点のいくつかを土台に築き続け、悪かった点を改善することだ。スターターは、アウトサイドからのショットを決められれば大きな後押しとなる。

初戦のウィザーズは3ポイントショットが35本中6本成功(17.1%)にとどまった。モンテ・モリス、コーリー・キスパート、ポルジンギス、ビールという、シューターとして確立されている選手たちの合計で17本中2本成功(11.7%)だ。特に質の高いシューターとしての実績がある選手たちは、3Pの改善が必要となる。

ビールとポルジンギス

オフシーズンで期待が大きかったのは、ビールとポルジンギスの攻撃面でのポテンシャルだ。昨季は一緒にコートに立つことがなかったが、プレシーズン初戦では良い関係性をうかがわせた。

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第2クォーターの終盤、彼らはハイライトとなるセンセーションな連係プレイを披露した。エルボーでポルジンギスのスクリーンからビールがデロン・ライトからのボールを受け、力強いドリブルをしてから、ロールしたポルジンギスにロブパス。ポルジンギスが片手で受け取り、豪快に叩き込んだ。

これは、攻撃において彼らにできることの素晴らしい例だった。ボールを持った時のビールの重要度と、リム付近でのポルジンギスのフィニッシュ能力から、こういったプレイの機会は増えるはずだ。彼らが一緒にどう進歩していくのか、注目される。

ラインナップの組み合わせ

プレシーズン初戦で最も重要だったひとつであり、プレシーズンを通じて注目すべき重要なポイントとなる。

初戦のスターティングラインナップは、モリス、ビール、八村、ポルジンギス、そしてカイル・クーズマだった。ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは、再び同じスターターを起用するのか、それともメンバーを変えてくるのだろうか。交替のパターンやセカンドユニットはどうなるのか。同じようなままなのか、それともアンセルドHCは新しい組み合わせを試すのか。

これは、コーチ陣にとっても、選手たちにとっても、チーム全体にとってのプレシーズンなのだ。何が機能し、何が機能しないか、全員がまだそれを把握しようとしている段階にある。第1戦と比べ、アンセルドHCが第2戦にどのように臨むのか、非常に興味深い。

原文:Three things to watch: Wizards face Warriors in second preseason game from Japan(抄訳)

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