日本時間11月3日(金・祝)、東京・品川インターシティホールで総合格闘技PANCRASE(パンクラス)の『NEO BLOOD! 6』が行われる。
ここでは、MMA若手登竜門の第29回ネオブラッドトーナメント・バンタム級決勝戦をメインイベントに据えた大会の日程、放送予定、見どころなどをまとめる。
大会配信概要(日程・放送予定・メインイベント)
- 番組名:NEO BLOOD! 6 (PANCRASE)
- メインイベント:第29回ネオブラッドトーナメント バンタム級決勝戦/5分3ラウンド
- 坂本瑞氣 vs. 菅 歩夢
- 配信日時:2023年11月3日(金・祝)12:00配信開始/12:30開演予定
- 見逃し配信:準備完了次第〜12月2日(土)23:59まで
- 試合会場:品川インターシティホール(東京都品川区)
プラットフォーム(テレビ中継・インターネット配信)
『NEO BLOOD! 6 (PANCRASE)』は、インターネット動画配信サービスのU-NEXT(ユーネクスト)でライブ中継される。初回登録なら31日間無料トライアルにより、無料で視聴できる。
そのほか、PANCRASE公式YouTubeチャンネルの有料メンバーシップ加入により、ライブ視聴できる。
テレビ地上波・BSのWOWOW・CSのスカパー!、スポーツ配信実績のあるインターネット配信サービスのDAZN(ダゾーン)、ABEMA(アベマ)、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)、SPOTV NOW(スポティービーナウ)、Lemino(レミノ)等での配信予定はない。
■放送・配信チャンネル
- テレビ地上波:なし
- テレビBS/CS:なし
- ネット:U-NEXT、PANCRASE公式YouTubeチャンネル有料メンバーシップ
※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
見どころ
9月21日に設立30周年を迎えたPANCRASE(パンクラス)の若手登竜門『ネオブラッドトーナメント』は、1995年から始まり、2023年は29回目を数える。
2022年からそのネオブラッドトーナメントを軸に据えた『NEO BLOOD!』という独立したイベントとして展開されるようになり、今年11月3日(金・祝)の品川インターシティホール大会で6度目となる。
『ネオブラッドトーナメント』は現在、年齢制限(1990年1月1日以降生まれ)はあるものの、パンクラスプロライセンスを所持する若手MMAファイターのみならず、男女ともに外部からのエントリーも可能なこともあり、国内MMA選手の若手登竜門としても機能している。2023年度(第29回)は6階級が実施された。
なかでも『NEO BLOOD! 6』のメインイベントで決勝を迎えるバンタム級部門は、6階級中最多の14選手が参加。3月4日の1回戦、6月4日の2回戦、8月27日の準決勝を経て、11月3日、坂本瑞氣(さかもと・みずき) vs. 菅歩夢(かん・あゆむ)での決勝となった。
28歳の坂本瑞氣は、地下格闘技界隈での連戦連勝で名を挙げ、2016年にはTHE OUTSIDERに(アマとして)出場。プロデビューは2015年で、翌年PANCRASEに初参戦するが、2018年から約5年間の空白期間がある。今年のネオブラッドトーナメント・バンタム級1回戦でアクバル・ブカリエブを3-0判定で下し、PANCRASE初白星。シードで進んだ準決勝では漆間將生を僅差の判定で退け、決勝に進んだ。
対して22歳の菅歩夢は、2022年3月の『KROSS×OVER16』でプロデビューを白星に飾ると、ネオブラッドトーナメント出場。坂本よりひとつ多い3試合を勝ち抜け、決勝切符を掴んだ。髙杉遼介との1回戦は判定だったが、2回戦は寺本雄輝をパウンド、準決勝では小原とうやを右ストレートで粉砕しており、打撃力は確かなものがある。
現在、元UFCファイター・吉田善行のジム「RIGHT THING ACADEMY」に所属する坂本は、管の所属ジム「宇留野道場」(ZSTやPANCRASEで活躍したベテラン清水俊一がメインスタッフ)の元門下生で、新旧同門対決になる。プロ戦績は坂本が3勝4敗、管が4勝0敗となっており、勢いは若い後者にありそうだが、坂本が地下格闘技時代からの経験値とZENKOイズムで競り勝つか見ものとなる。
NEO BLOOD! 6:予定対戦カード
- メインイベント:第29回ネオブラッドトーナメント バンタム級決勝戦/5分3ラウンド
- 坂本瑞氣(RIGHT THING ACADEMY)vs. 菅 歩夢(宇留野道場)
- 第9試合:フェザー級/5分3ラウンド
- 小森真誉(ロータス世田谷)vs. 望月貴史(BRAVE GYM)
- 第8試合:フェザー級/5分3ラウンド
- 石田陸也(DOBUITA)vs. 前田村生(UP START)
- 第7試合:フェザー級/5分3ラウンド
- 新関猛起(ALLIANCE)vs. 宮下 将(UNITED GYM TOKYO)
※宮下はデビュー戦
- 新関猛起(ALLIANCE)vs. 宮下 将(UNITED GYM TOKYO)
- 第6試合:バンタム級/5分3ラウンド
- 小原とうや(パラエストラ柏)vs. 上野惇平(ハイブリッドレスリング八戸)
- 第5試合:バンタム級/5分3ラウンド
- 高木徳三(NATURAL9)vs. 小山敬司(パラエストラ八王子)
- 第4試合:バンタム級/5分3ラウンド
- 宮城成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘)vs. 平野唯翔(DIARIO)
※両者ともにデビュー戦
- 宮城成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘)vs. 平野唯翔(DIARIO)
- 第3試合:フライ級/5分3ラウンド
- 今井健斗(マーシャルアーツクラブ中津川)vs. 柴山鷹成(G-face)
- 第2試合:フライ級/5分3ラウンド
- 大野友哉(パラエストラ千葉)vs. 渦巻DATE(Team DATE)
- 第1試合:ストロー級/5分3ラウンド
- 孫悟空DATE(Team DATE)vs. 清沢魁人(K-FASCINATEGYM松本)
※上記カードは、大会運営の都合や選手の体調やケガなどによって中止される可能性があります。
※田代悠生(パラエストラ千葉) vs. 山崎蒼空(マッハ道場)は、田代の練習中の怪我により中止。