ゲリット・コール 、オプトアウトから一転してヤンキース残留、さらなる契約延長交渉へ

2024-11-05
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Brad Penner-USA TODAY Sports

ニューヨーク・ヤンキースのエース、ゲリット・コールがチームに残留する模様だ。

コールは当初、ヤンキースが現契約に1年の契約期間を追加することを期待してオプトアウト条項を行使していた。だが結局、両者とも現状のまま交渉を継続することに合意したと米ケーブル局『EPSN』のジェフ・パッサン記者が報じている。

コールの現契約は、4年1億4400万ドル(1ドル152年換算で約218億8800万円、以下同)残っている。現時点ではヤンキースとコールは契約延長に合意していないが、今後、話し合いが行われるものと想定される。

(ジェフ・パッサン記者によれば、ヤンキースは契約延長に時間をかけてきたが、コールはチームに残留する模様)

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今シーズンのコールは肘の故障により2024年6月まで復帰遅れ、復調にはしばらく時間を要した。しかし、調子を取り戻すと、ヤンキースのエースは2023年サイ・ヤング賞投手の姿を見せはじめた。

オールスターブレイク後の12試合でコール は71.2イニングを投げ、6勝4敗、防御率2.76、73奪三振、20四球、1.02のWHIPを記録。ポストシーズンでも5試合に先発し、29イニングで22奪三振、10四球、防御率2.17をマークした。

コールの契約が落着したことで、ヤンキースは今、最高7億ドル(約1064億円)に達する可能性もあると噂されるフアン・ソト争奪戦への復帰に注力できるはずだ。

原文:Gerrit Cole remains with Yankees as contract extension talks continue
翻訳:スポーティングニュース日本版スタッフ
編集:石山修二(スポーティングニュース日本版)