ドジャース(大谷・山本所属)先発ローテーション予想|MLB 2024

2024-12-08
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(時事通信)

ロサンゼルス・ドジャースは4年ぶり8回目となるワールドチャンピオンに輝いた。そんなドジャースの先発投手陣を振り返り、2025年シーズンの先発ローテーション投手を予想する。

2025年ドジャースの先発ローテーション投手予想

選手名 2024年成績
山本由伸 18試合 7勝7敗 防御率3.00
グラスノー 22試合 14勝9敗 防御率3.49
大谷翔平 登板なし
ゴンソリン 登板なし
メイ 登板なし
ミラー 13試合 2勝4敗 防御率8.52
ナック 15試合 3勝5敗 防御率3.65
カスパーリウズ 3試合 2勝0敗 防御率2.16
スネル 20試合 5勝3敗 防御率3.12

2024年のドジャース先発投手陣総括

2024年シーズンのドジャースは、先発投手陣のやりくりに苦労した。

投球回数がもっとも多かったのはストーンの140回1/3であり、規定投球回に到達した投手は不在だった。そのストーンは11勝5敗、防御率3.53と優勝に大きく貢献するも8月31日(日本時間9月1日)の登板を最後にIL(負傷者リスト)入り。10月には肩の手術を受け、ポストシーズンの登板はなかった。

先発ローテーションの一角として期待された新加入のグラスノーと山本はともに故障での離脱があった。そのため投球回数はグラスノーが134回、山本も90回にとどまった。

ストーン、グラスノー、山本に投球回数で続いたのがパクストンで89回1/3を投げた。しかし8勝を挙げながらも7月末にトレードで放出。年間を通じてドジャースでプレーすることはできなかった。

2度目のトミー・ジョン手術から復帰したビューラーも75回1/3しか投げておらず、シーズンを通してローテーションを守りきった投手が不在だったことがよくわかる。チームのレジェンドであるカーショーも度重なる故障に苦しんだ。わずか7試合の登板で投球回数は30回にとどまり今シーズンは力になれなかった。

そんな苦しい先発投手陣を支えたのがトレードデッドラインで加入したフラハティだった。7月30日に加入したフラハティは、ドジャース移籍後の10試合で55回1/3を投げ6勝2敗、防御率3.58とラストスパートに大きく貢献。しかもすべて中5日以内の登板であったこともチームを助けた。

このように先発ローテーション投手の故障者が非常に多く、時にはブルペンデーも駆使しながら、なんとか乗り切ったシーズンだった。