ロサンゼルス・ドジャースはナショナルリーグ西地区において過去10年で9度の地区優勝を果たしている。
しかし、リーグ優勝は3度、ワールドチャンピオンに輝いたのは短縮シーズンだった2020年の1度だけしかない。その状況を打破するべく2023年オフシーズンに大谷翔平と山本由伸、さらには昨シーズン10勝を挙げたタイラー・グラスノーも獲得した。(大谷は右ひじの手術を受けたことで2024年シーズンに投手としての出場はなし)
山本は先発ローテーションの一角としてはもちろんのこと、エースクラスの働きを期待されている。身長203センチの長身右腕グラスノーも先発の柱としての期待がかかっている。
ドジャースの先発投手予想カレンダー
※日本時間
日付 | 先発 | 相手 |
---|---|---|
9/25(水) | ナック | パドレス |
9/26(木) | フラハティ | パドレス |
9/27(金) | ビューラー | パドレス |
9/28(土) | ブレイシア | ロッキーズ |
9/29(日) | 山本由伸 | ロッキーズ |
9/30(月) | ナック | ロッキーズ |
10/1(火) | ー | ー |
ドジャースの主な先発投手
2024年のドジャースの先発投手となるのは山本とグラスノーだ。山本は2023年シーズンオフにポスティングシステムを用いて、NPBのオリックス・バファローズからドジャースに入団。日本球界最強の右腕がドジャースでも先発の柱となる。
関連記事:今永昇太、山本由伸の受賞もある⁉ 歴代サイ・ヤング賞受賞者まとめ(外部配信)
一方のグラスノーは2016年にメジャーデビューをした右腕。昨シーズンは投球回数120回で10勝(7敗)とまずまずな成績だったが、奪った三振の数は162個。キャリア通算でも529回3分の2を投げ678奪三振で、奪三振力の高さは圧倒的だ。
2021年に16勝をマークしたウォーカー・ビューラーは、2022年8月に受けたトミー・ジョン手術から今季復帰する。投球回数は制限されると見られるが、実力を考えればローテーション入りは間違いない。
その他には昨シーズン彗星の如く現れ11勝を挙げたボビー・ミラー、通算64勝を挙げているジェームズ・パクストン、昨シーズンデビューを果たしたギャビン・ストーンとエメット・シーハンらの名前が挙がってくる。シーハンは肩の故障で開幕は負傷者リスト(IL)で迎えることとなった。
オフに左肩の手術を受けたクレイトン・カーショーは1年契約を締結した。開幕からローテーションに入ることはないものの、リハビリが順調であれば夏頃の復帰が予定されている。
2022年に16勝を挙げたトニー・ゴンソリンは、トミー・ジョン手術を受けたことで今シーズンは全休の見込み。
【9/25見どころ】大谷、得意投手相手に2戦連続本塁打飛び出すか|MLB2024ロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレス