日本時間8月17日（土）、大谷翔平＆山本由伸所属のロサンゼルス・ドジャースとセントルイス・カージナルスによる3連戦の第1戦がブッシュ・スタジアム(ミズーリ州セントルイス)で行われ、ドジャースが7-6で逆転勝ちし、連敗を2で止めた。
7月末に移籍した選手たちがドジャースの逆転勝ちに貢献した。
8月に入って、打率1割台の大谷は、この試合でも5打数ノーヒットに終わった。良い感触の打球もあったが、野手の正面を突いた。試合終了時点の大谷の主な成績は、37本塁打（ナショナルリーグ1位）、86打点（同2位）、打率.291(同8位)、35盗塁（同3位）。
大谷の8月の成績は14試合61打数10安打で打率.1639と不振だ。10安打のうち、5本がホームランのため、印象として調子が悪くないように見えるだけ。三振が14で、四死球は4つ。今季のOPS（出塁率+長打率）も1.000を割った。
ドジャースは、急遽先発したルーキーのジャスティン・ロブルスキーが、3ホームランを浴びて4失点。しかし、2点を追う6回、ムーキー・ベッツの12号ソロで1点差とした後、打線が2死から繋がった。ミゲル・ロハスのタイムリーで同点とし、さらに8番打者のケビン・キアマイアーが3ランホームラン。この3点弾が決勝点となった。
ゴールドグラブ賞を4回受賞のキアマイアーは、7月末のトレード期限前にブルージェイズから移籍。「守備要員」として期待されていたが、この日は、2回のタイムリーと合わせて2安打4打点。セールスポイントの守備でも、長打性の大飛球を好捕するプレーを見せた。
ドジャースは6回裏に1点差まで詰め寄られたが、7回以降は無失点。9回にはクローザーとして、やはり、トレード期限直前にホワイトソックスから移籍した、マイケル・コーペックが、最速103マイルのフォーシームで、カージナルス打線を抑え込んだ。
制球にやや難があるコーペックは、移籍後6試合で打たれたヒットはわずか1本で4ホールドを記録した。7試合目の登板で初めてセーブシチュエーションで登場し、起用に応えてみせた。
ナ・リーグ西地区首位のドジャースは72勝51敗。同地区2位のアリゾナ・ダイヤモンドバックスとサンディエゴ・パドレスが共に敗れて69勝54敗となり、ゲーム差は3となった。
ドジャースは、日本時間の明日8月18日も午前8時15分から、アウェイのブッシュスタジアムでカージナルスと対戦する。
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スコア
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ドジャース | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 7 |
| カージナルス | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 6 |
試合経過・ハイライト：大谷は5打数無安打
※内容は逆時系列。時刻は日本時間表記
11:55 二死走者なし。2番 コントレラスは空振り三振でゲームセット！ドジャースが連敗を2で止め踏ん張った。コーペックはドジャースで初セーブ。
11:53 一死走者なし。1番 ウィンはサードゴロ。
11:51 無死走者なし。9番 スコットは見逃し三振。コーペックのフォーシームは100マイル（160.9キロ）
ドジャースはピッチャー交代。ホワイトソックスから7月末に移籍後、無失点のコーペックをついにクローザー起用。
△9回裏・カージナルスの攻撃△
11:48 二死二塁。3番 フリーマンは空振り三振、3アウトチェンジ。
11:45 二死走者なし。2番 ベッツはレフトへ二塁打。
11:43 一死走者なし。1番 大谷は空振り三振、外の変化球に完全にタイミングを狂わされた。大谷は5打数ノーヒット。
カージナルスはピッチャー交代、フェルナンデス → ロメロ
11:39 無死走者なし。9番 E・ヘルナンデスはレフトフライ。
△9回表・ドジャースの攻撃△
11:35 二死一塁。8番 パヘスは空振り三振で3アウトチェンジ。ケリーのフォーシームは98マイル。
11:33 一死一塁。7番 ウォーカーの代打バールソンはレフトフライ。
11:31 一死走者なし。6番 ドノバンはフォアボール。
11:30 無死走者なし。5番 ゴールドシュミットはピッチャー強襲のライナー。ケリーが落ち着いてファーストに投げてピッチャーゴロ。
ドジャースはピッチャー交代。フィリップス → ケリー
△8回裏・カージナルスの攻撃△
11:27 二死走者なし。8番 キアマイアーは見逃し三振で3アウトチェンジ。
11:26 一死走者なし。7番 ロハスはライトフライ。
11:25 無死走者なし。6番 スミスはサードライナー。
カージナルスはピッチャー交代、フェルナンデスがマウンドへ。
△8回表・ドジャースの攻撃△
11:22 二死一塁。4番 アレナドはセカンドゴロで3アウトチェンジ。
11:20 二死走者なし。3番 ファムはフォアボール。
11:19 一死走者なし。2番 コントレラスはセンターライナー。
11:17 無死走者なし。1番 ウィンは空振り三振。
ドジャースはピッチャー交代。バンダ → フィリップス
△7回裏・カージナルスの攻撃△
11:14 一死一塁。5番 ラックスはセカンドゴロで3アウトチェンジ。
11:13 一死一塁。4番 T・ヘルナンデスは空振り三振。
11:11 一死走者なし。3番 フリーマンはライト前ヒット。
11:09 無死走者なし。2番 ベッツはレフトフライ。
△7回表・ドジャースの攻撃△
11:06 二死一、二塁。9番 スコットの打球はセンターへ、しかしキアマイアーがフェンス前でジャンプしてキャッチ、センターフライに。守備の名手キアマイアーのファンプレーで3アウトチェンジ。
11:05 二死一、二塁。8番 パヘスはレフト前にタイムリーヒット。カージナルスが1点差に。【ドジャース7-5カージナルス】
11:03 一死一、二塁。7番 ウォーカーは空振り三振。
11:00 一死一、二塁。6番 ドノバンはレフト前にタイムリーヒット。カージナルスが反撃。【ドジャース7-5カージナルス】
ドジャースはここでピッチャー交代。グローブ → バンダ
10:54 一死一塁。5番 ゴールドシュミットはフォアボール。
10:53 無死一塁。4番 アレナドはセカンドライナー。
10:52 無死走者なし。3番 ファムはフォアボール。
ドジャースはこの回からピッチャー交代。ロブルスキー → グローブ
△6回裏・カージナルスの攻撃△
10:49 二死一塁。1番 大谷はピッチャー返し。しかし、ショートがセカンドベース後方を守っており、ショートゴロで3アウトチェンジ。
ここでカージナルスはピッチャー交代。キトレッジ → リベラトア
10:43 二死走者なし。9番 E・ヘルナンデスはサード内野安打。
10:42 二死一、三塁。8番 キアマイアーが右中間に3ランホームラン！ドジャースが逆転。【ドジャース7-4カージナルス】
10:40 二死一、二塁。7番 ロハスはセンター前にタイムリーヒット、ラックスがホームインしてドジャースが同点に。【ドジャース4-4カージナルス】
ここでカージナルスはピッチャー交代。マイコラス → キトレッジ
10:36 二死一塁。6番 スミスはショートへの内野安打。
10:35 二死走者なし。5番 ラックスはセンター前ヒット。
10:34 一死走者なし。4番 T・ヘルナンデスはサードゴロ。
10:32 無死走者なし。3番 フリーマンはセンターフライ。
10:31 無死走者なし。2番 ベッツはレフトへソロホームラン！ベッツの今季12号でドジャースが1点差に追い上げた。【ドジャース3-4カージナルス】
△6回表・ドジャースの攻撃△
10:28 二死走者なし。2番 コントレラスはショートゴロで3アウトチェンジ。
10:27 一死走者なし。1番 ウィンはファーストファウルフライ。
10:27 無死走者なし。9番 スコットは空振り三振。
10:26 無死走者なし。8番 パヘスはセンターバックスクリーン左へ飛距離141mの特大ホームラン。カージナルスが追加点。【ドジャース2-4カージナルス】
△5回裏・カージナルスの攻撃△
10:23 二死走者なし。1番 大谷はレフトフライで3アウトチェンジ。
10:21 一死走者なし。9番 E・ヘルナンデスは空振り三振。
10:20 無死走者なし。8番 キアマイアーはライトライナー。
△5回表・ドジャースの攻撃△
10:17 二死二塁。7番 ウォーカーは空振り三振で3アウトチェンジ。
10:15 二死走者なし。6番 ドノバンはセンターへ二塁打。
10:14 一死走者なし。5番 ゴールドシュミットはセンターフライ。
10:12 無死走者なし。4番 アレナドはサードゴロ。
△4回裏・カージナルスの攻撃△
10:09 二死走者なし。7番 ロハスはセカンドゴロで3アウトチェンジ。
10:08 一死走者なし。6番 スミスは見逃し三振。
10:06 無死走者なし。5番 ラックスは見逃し三振。
△4回表・ドジャースの攻撃△
10:02 二死走者なし。3番 ファムはライトライナーで3アウトチェンジ。
10:01 一死走者なし。2番 コントレラスはレフトライナー。
09:59 一死走者なし。1番 ウィンはレフトスタンドへソロホームラン。カージナルスが勝ち越し。【ドジャース2-3カージナルス】
09:57 無死走者なし。9番 スコットはレフトライナー。
△3回裏・カージナルスの攻撃△
09:54 二死走者なし。4番 T・ヘルナンデスはセカンドゴロで3アウトチェンジ。
09:52 一死走者なし。3番 フリーマンは見逃し三振。
09:50 無死走者なし。2番 ベッツはセカンドゴロ。
△3回表・ドジャースの攻撃△
09:47 二死走者なし。8番 パヘスはショートゴロで3アウトチェンジ。
09:46 一死走者なし。7番 ウォーカーはライトフライ。
09:45 無死走者なし。6番 ドノバンはセンターライナー。
09:43 無死一塁。5番 ゴールドシュミットは右中間に今季19号の2ランホームラン。カージナルスが同点に。【ドジャース2-2カージナルス】
09:41 無死走者なし。4番 アレナドはフォアボール。
△2回裏・カージナルスの攻撃△
09:38 二死二塁。1番 大谷は鋭い打球！だがセカンドライナーで3アウトチェンジ。
09:36 一死二塁。9番 E・ヘルナンデスはセカンドフライ。
09:35 一死二塁。8番 キアマイアーはライト前ヒット。二塁からロハスがホームイン。ライトのバックホームがエラーとなって、キアマイアーは二塁へ。【ドジャース2-0カージナルス】
09:34 一死走者なし。7番 ロハスはレフトへの二塁打。
09:33 無死走者なし。6番 スミス見逃し三振。
09:32 無死走者なし。5番 ラックスはセンターオーバーのホームラン！ラックスの今季8号ソロで、ドジャースが先制。【ドジャース1-0カージナルス】
△2回表・ドジャースの攻撃△
09:29 二死走者なし。3番 ファムはセンターフライで3アウトチェンジ。
09:28 一死一塁。3番 ファムの時、ウィンは二塁盗塁失敗。
09:27 無死一塁。2番 コントレラスは空振り三振。
09:25 無死走者なし。1番 ウィンはフォアボール。
△1回裏・カージナルスの攻撃△
09:22 二死一塁。4番 T・ヘルナンデスはショートゴロ、二塁フォースアウトで3アウトチェンジ。
09:21 二死走者なし。3番 フリーマンはライト前ヒット。
09:20 一死走者なし。2番 ベッツは見逃し三振。
09:16 無死走者なし。1番 大谷は粘ったが、11球目を空振り三振。
カージナルスの先発ピッチャーはマイコラス。巨人でも3シーズンプレーして、日本のファンにもお馴染みの選手。
△1回表・ドジャースの攻撃△
09:15試合開始予定。
プレーヤーズウィークエンド。大谷のクリーツ（スパイクのこと）には、愛犬デコイが描かれ、バットには「改善」の文字が刻まれている。
7月末にトレードでやってきた、守備の名手ケビン・キアマイヤーはジャグリングも名人？指先で起用にグローブを回す。
現在2連敗中のドジャースはナショナル・リーグ西地区首位（71勝51敗）。同地区2位のアリゾナ・ダイヤモンドバックスとサンディエゴ・パドレス（共に69勝53敗）から猛追されている。この後の戦いによっては、またしても「大谷翔平の所属チームはポストシーズンに進出できない」ことになるかもしれない。
両チームのスターティングメンバー
<ドジャース>
投手：ジャスティン・ロブルスキー
1（DH）大谷翔平
2（右）ムーキー・ベッツ
3（一）フレディー・フリーマン
4（左）テオスカー・ヘルナンデス
5（二）ギャビン・ラックス
6（捕）ウィル・スミス
7（遊）ミゲル・ロハス
8（中）ケビン・キアマイアー
9（三）エンリケ“キケ”ヘルナンデス
＜カージナルス＞
投手：マイルズ・マイコラス
1（遊）マシン・ウィン
2（DH）ウィルソン・コントレラス
3（左）トミー・ファム
4（三）ノーラン・アレナド
5（一）ポール・ゴールドシュミット
6（左）ブレンダン・ドノバン
7（右）ジョーダン・ウォーカー
8（捕）ペドロ・パヘス
9（中）ビクター・スコット
※以下、試合前時点の情報。
＜試合日程＞
8月18日（土）9:15プレイボール予定（日本時間）
＜球場＞
ブッシュ・スタジアム(ミズーリ州セントルイス)
＜放送予定＞
- NHK BS ※一部サブチャンネル
- J SPORTS 1（BS）
- ABEMA（ネット）
- SPOTV NOW（ネット）