オークス2024の見どころ・予想|本命はアドマイヤベル、対抗はタガノエルピーダ

2024-05-18
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(Getty Images)

5月19日に東京競馬場で行われる3歳牝馬クラシック第2弾のオークス(G1/芝2400m)。ここでは、レースの見どころと予想についてまとめる。

牝馬クラシック初戦の桜花賞から800m伸びるオークス。出走馬の中で2400mを経験している馬はいないので、1800m以上を使われたことがある馬を中心に選びたい。

本命にはアドマイヤベルを押す。デビューから一貫して1800m以上の中距離戦を使い、前走のフローラステークス(G2/芝2000m)では直線残り300mあたりからエンジンがかかると一気にゴール版まで突き抜ける強い勝ち方でオークス出走権を得た。父スワーヴリチャードはダービー2着、ジャパンカップ1着と東京2400mの舞台を得意にしており、血統的背景も裏付けがある。

対抗はタガノエルピーダ。デビュー2戦目に果敢に挑戦した朝日杯フューチュリティステークス(G1/1600m)は、勝ったジャンタルマンタルとはわずか0.2秒差。そのジャンタルマンタルは皐月賞3着、NHKマイルカップ制覇と3歳世代でトップを走る実力馬だけに、タガノエルピーダの能力も世代屈指と考えてもいいだろう。距離も前走の忘れな草賞(リステッド/芝2000m)で経験したことも好材料だ。

3番手には桜花賞を制して2冠目を狙うステレンボッシュをピックアップする。新馬戦で1800mを勝っており、距離は問題ないかもしれないが、鞍上変更がどう出るか分からないので3番手までとした。

4番手以降は、桜花賞でも対抗に推したライトバック、1800m戦を3連勝しているコガネノソラの順番で印を打つ。

◎アドマイヤベル

〇タガノエルピーダ

▲ステレンボッシュ

△ライトバック

△コガネノソラ

オークス2024概要

  • レース名(グレード):第85回オークス(G1)
  • 開催:2回東京10日
  • 開催日:2024年5月19日(日)
  • 発走時刻:15:40
  • 競馬場:東京競馬場(東京都府中市)
  • 距離:芝2400m
  • 条件:3歳オープン(国際)・牝馬(指定)・馬齢

オークス2024枠順一覧(5月16日発表)

馬名/性齢/負担重量/騎手/厩舎

  • 1枠1番/ミアネーロ/牝3/55.0/津村明秀/林徹(美浦)
  • 1枠2番/クイーンズウォーク/牝3/55.0/川田将雅/中内田充正(栗東)
  • 2枠3番/エセルフリーダ/牝3/55.0/武藤雅/武藤善則(美浦)
  • 2枠4番/パレハ/牝3/55.0/田辺裕信/新谷功一(栗東)
  • 3枠5番/コガネノソラ/牝3/55.0/石川裕紀人/菊沢隆徳(美浦)
  • 3枠6番/サンセットビュー/牝3/55.0/三浦皇成/新谷功一(栗東)
  • 4枠7番/ステレンボッシュ/牝3/55.0/戸崎圭太/国枝栄(美浦)
  • 4枠8番/ホーエリート/牝3/55.0/原優介/田島俊明(美浦)
  • 5枠9番/ラヴァンダ/牝3/55.0/岩田望来/中村直也(栗東)
  • 5枠10番/アドマイヤベル/牝3/55.0/横山武史/加藤征弘(美浦)
  • 6枠11番/ヴィントシュティレ/牝3/55.0/北村宏司/古賀慎明(美浦)
  • 6枠12番/チェルヴィニア/牝3/55.0/C.ルメール/木村哲也(美浦)
  • 7枠13番/スウィープフィート/牝3/55.0/武豊/庄野靖志(栗東)
  • 7枠14番/ライトバック/牝3/55.0/坂井瑠星/茶木太樹(栗東) 
  • 7枠15番/サフィラ/牝3/55.0/松山弘平/池添学(栗東)
  • 8枠16番/ショウナンマヌエラ/牝3/55.0/岩田康誠/高野友和(栗東)
  • 8枠17番/タガノエルピーダ/牝3/55.0/M.デムーロ/斉藤崇史(栗東)
  • 8枠18番/ランスオブクイーン/牝3/55.0/横山和生/奥村豊(栗東)