4月7日(日)、三重県鈴鹿市・鈴鹿サーキットにて、F1の2024年シーズン第4戦・日本グランプリが開催される。1976年の初開催以来、これまでシーズン終盤戦で優勝争いが過熱する秋に実施されてきた日本GPだが、カレンダーに入って以来、はじめてとなる春先の開催となった。レースはスタート時のクラッシュで赤旗中断となる荒れたスタートとなったが、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はトラブルに巻き込まれることなく、悠々の走りで今季3勝目を挙げた。2位にはレッドブルの僚友、セルジオ・ペレスが入り、前戦・オーストラリアGPでの苦戦を跳ね返すレースとなった。3位には前戦で優勝を飾ったカルロス・サインツ(フェラーリ)が入り、虫垂炎での欠場を経てから、2戦連続での表彰台獲得となった。
また、このレースでは10位に角田裕毅(RB)が入り、貴重な1ポイントを獲得。母国レース3回目の挑戦で、初の入賞を果たした。
スポーティングニュースでは通算38度目となる日本GP決勝レースの模様を、リアルタイム速報で伝えた。
レース結果
順位 |
ドライバー |
チーム |
ポイント |
1 |
マックス・フェルスタッペン |
レッドブル |
26 |
2 |
セルジオ・ペレス |
レッドブル |
18 |
3 |
カルロス・サインツ |
フェラーリ |
15 |
4 |
シャルル・ルクレール |
フェラーリ |
12 |
5 |
ランド・ノリス |
マクラーレン |
10 |
6 |
フェルナンド・アロンソ |
アストンマーチン |
8 |
7 |
ジョージ・ラッセル |
メルセデス |
6 |
8 |
オスカー・ピアストリ |
マクラーレン |
4 |
9 |
ルイス・ハミルトン |
メルセデス |
2 |
10 |
角田裕毅 |
RB |
1 |
11 |
ニコ・ヒュルケンベルグ |
ハース |
|
12 |
ランス・ストロール |
アストンマーチン |
|
13 |
ケビン・マグヌッセン |
ハース |
|
14 |
バルテリ・ボッタス |
KICKザウバー |
|
15 |
エステバン・オコン |
アルピーヌ |
|
16 |
ピエール・ガスリー |
アルピーヌ |
|
17 |
ローガン・サージェント |
ウイリアムズ |
|
DNF |
周冠宇 |
KICKザウバー |
|
DNF |
ダニエル・リカルド |
RB |
|
DNF |
アレクサンダー・アルボン |
ウイリアムズ |
レース経過
※内容は逆時系列。時刻は日本時間表記。
※タイヤについてはピレリの持ち込んだドライタイヤを、C1を「ハード」、C2を「ミディアム」、C3を「ソフト」とそれぞれ表記する。
16:10 優勝のフェルスタッペンは「走るほどにマシンが良くなった」と振り返る。「前戦は残念だったけど、ホンダのホームレースでトップに戻ってこられたのがうれしい」「次戦の中国はスプリントがあるため、フリー走行は1回のみ。中国では久しぶりの走行なので良い準備をしたい」と意気込んだ。
16:08 2位ペレスは、「難しいリスタートになったけども、マックスを捉えるところまでは行けなかった。最初のスティントが良くなかったが、ピットイン後には良い走りができた」。ランキング2位奪回について「良い週末だった」とまとめた。
16:06 トップ3ドライバーへのインタビュアーはマーク・ウェバー。3位サインツは「メルセデスを追うのが難しかったと思っていた」としつつも「良いフィーリングで前を追うことができた」とレースを締めくくる。「中国でも良い走りをしたい」と前向きなコメント。
16:05 入賞を果たした角田は、グランドスタンドの歓呼に応える。
16:05 トップ10の順位は、フェルスタッペン-ペレス-サインツ-ルクレール-ノリス-アロンソ-ラッセル-ピアストリ-ハミルトン-角田。予選からのカムバックを果たしたルクレールはドライバー・オブ・ザ・デーを受賞した。
16:01 前戦で苦しんだペレスもきっちりと仕事を果たして2位。チームからの無線では「Well done」と称えられた。
15:58 レース終了!フェルスタッペンとペレスが1-2フィニッシュ。フェルスタッペンは、1分33秒台のラップを終盤に記録し、ファステストラップもさらった。周回遅れとなった角田も、フェルスタッペンの直後でチェッカーを受け、10位。自身初となる母国レースでの入賞を果たした。サインツが3位に入り、2戦連続の表彰台。フェラーリの好調が続いていることをアピール。
15:57 ファイナルラップ。ストロールがペースダウンし、ヒュルケンベルグにオーバーテイクを許した。角田は入賞までの残り1周を行く。7番手争いはラッセルが1コーナーでピアストリを仕留める。今度はクリーンな決着に。
15:55 残り3周。角田はペースを上げてストロールとの差を維持。8.1秒の差を保ち、入賞へとひた走る。終盤に来て自己ベストの1分36秒台で逃げる。
15:53 49周目のシケインでラッセルがピアストリのインに飛び込む。ピアストリはコース外へはみ出しかけ、ポジションを維持。ラッセルがピアストリを押し出したと記録された。
15:51 残り5周。フェルスタッペンとペレスの差は11秒。悠々のクルージングか。サインツ、ルクレール、ノリスと続く。アロンソはタイヤマネジメントをがんばりきって6番手。角田はストロールと8.3秒の差に。
15:48 46周目にサインツがファステストラップを記録。後方ではストロールがマグヌッセンをオーバーテイク。残り6周、角田とストロール、ポイントを巡る差は7.8秒。
15:46 サインツがルクレールをオーバーテイク。直後のノリスとの消耗戦にもつれ込むのを避けるべく、無闇なバトルをしないように無線メッセージが送られていた。
15:46 角田は入賞のためにひたすらペースを保つ。マグヌッセンの後ろからはストロールがやってきており、最終盤に1ポイントを巡る争いになることが予想される。
15:44 トップ10のオーダーはフェルスタッペン-ペレス-ルクレール-サインツ-ノリス-アロンソ-ピアストリ-ラッセル-ハミルトン-角田。
15:44 44周目、残り10周。表彰台を巡る3番手争いが激化。5番手サインツがノリスをオーバーテイクし、さらに前のルクレールを追い立てる。
15:41 42周目、サージェントがデグナーの出口でコースアウト。幸い、コース外の砂利には足を取られず、バックギアでコースへと復帰。
15:36 レースは終盤へ。早めのピットを選んだ中団グループは残り1回のピットを選ぶかが判断に悩まされるところ。ハミルトンがピットインし、9番手で復帰。
15:34 サインツは7番手で復帰し、ハミルトンを追い回す。早めにピットに入ったメルセデス勢も再びのピットイン。5番手ラッセルはミディアムタイヤに交換し、9番手で復帰。
15:32 36周目の終わりにサインツがピットイン。これでフェルスタッペン、ペレスの1-2体制に戻る。
15:30 この間に上位陣が続々とピットイン。フェルスタッペンはピットイン後2番手で復帰。ペレスもピットイン後のペースが速く、35周目にファステストラップを記録した。また、11番手ストロールもピットインし、ソフトタイヤへと交換した。
15:29 ストロールは審議の結果、問題なしとの裁定。
15:28 角田がヒュルケンベルグをオーバーテイク。S字コーナーの区間、自力で勝負を付けて入賞圏内に入った。
15:27 33周目。5番手にいたピアストリがピットイン。9番手で復帰。ストロールはピットレーンでの問題で審議となっている。
15:25 32周目。フェルスタッペンは悠々の走りで2番手ペレスに11秒の差を付ける。入賞圏内の争いは、10番手ヒュルケンベルグと11番手角田の差がついに2秒まで縮んだ。
15:23 30周を終了。フェルスタッペン-ペレス-サインツ-アロンソ-ピアストリの上位5台はもう1回のピットインが予想される。6番手以降はルクレール-ノリス-ラッセル-ハミルトン-ヒュルケンベルグ。ヒュルケンベルグのペースダウンが激しく、9番手ハミルトンとの差が25秒に。
15:20 10番手ヒュルケンベルグと11番手角田の差は7秒に。1周で3秒近くを詰めている。
15:18 28周目、10番手ヒュルケンベルグに対して角田が差を詰めていく。ヒュルケンベルグはまだピットインを残しているとみられ、角田が前に出れば、母国レースでの初の入賞も現実味を帯びる。
15:17 26周目、デグナーの立ち上がりでルクレールがコースをはみ出す。ペレスがオーバーテイクに成功し、レッドブルの1-2体制。ルクレールはこの周の終わりで後を追っていたノリスとともにピットイン。ルクレール-ラッセル-ノリスによる6番手争いが接近戦へ。
15:15 25周目を終了。フェルスタッペンが逃げる一方、ルクレールをペレスが攻め立てる。ルクレールはピットに入らず我慢の走りを続ける。トップ10のオーダーはフェルスタッペン-ルクレール-ペレス-ノリス-サインツ-アロンソ-ピアストリ-ラッセル-ハミルトン-ヒュルケンベルグのトップ10。
15:12 角田はピットアウトの際に無線で「Good job guys」とチームの仕事を称えた。一方でストロールにピットレーン違反が記録されている。
15:09 23周目、1コーナーでペレスがノリスをオーバーテイク。ラッセルがピットイン。その後方で、マグヌッセン、ボッタス、サージェント、角田、ストロールが一斉にピットイン。角田はこの陣営で真っ先にピットアウト、11番手までポジションアップ。
15:07 21周目、スプーンコーナーでサインツがラッセルも攻略。先にピットインをしてきたサインツは上々のペースで前を追う。フェルスタッペンが1分35秒6とタイムを伸ばし、ファステストラップを記録した。
15:06 20周目。再スタートからまだピットに入っていないのはルクレール、ラッセル、ハミルトン、マグヌッセン、サージェント。ルクレールは21周目の1コーナーでフェルスタッペンにオーバーテイクを許す。トップの座は再びフェルスタッペンが奪取。
15:03 19周目。ハミルトンが無線で右フロントタイヤの寿命を訴える。メルセデス勢はジワジワとペースを下げていて、ハミルトンはスプーンコーナーでサインツにオーバーテイクを許した。
15:01 18周目。マクラーレンのノリスがラッセルを攻略して3番手へ。後方ではボッタスがサージェントを抜き去る。今日のレースでは1コーナーがオーバーテイクポイントとして重要となっているようだ。
14:59 17周目。首位フェルスタッペンがピットイン、3番手で復帰。後方では角田も1コーナーでオコンをオーバーテイクして13番手へ。
14:58 16周目。ボッタスが1コーナーでオコンをオーバーテイク。続く角田もオコンを追い詰める。
14:56 15周目。再スタート時点でのハードタイヤ勢に、タイヤ交換を済ませたボッタスや角田が迫る。アルピーヌのオコン、ガスリーはともにペースに悩むようで、ポジションを下げていく。
14:54 14周目。ピットに入ったまま、周(KICKザウバー)が出られず。「ギアボックスに問題がある」とのことで、リタイアとなる模様。この間にアロンソがピットへ入り、ミディアムタイヤへ交換。
14:52 12周目の終わりには、6番手のピアストリにもピットインの指示。マクラーレンは早めのピット戦略で揃えた。ソフトタイヤで走っていたストロールもピットへ。
14:51 11周目、3番手ノリスにピットインの指示。早めのピットイン、ハードタイヤへの交換で巻き返しを狙う。10番手で復帰。
14:50 10周目の後半、8番手ハミルトンと9番手ラッセル。メルセデスの2台が接近戦を展開中。ハミルトンとメルセデスチームは無線で「ミディアムタイヤのデグラデーション(劣化)が大きい」とメッセージを交わす。
14:47 レースは10周目。フェルスタッペンはペレスに2.8秒ほどのリード。ペレスもノリスに2.8秒のリードを作る。4番手サインツがノリスを追撃中。5番手アロンソは出遅れ始め、6番手ピアストリ、7番手ルクレールとの接近戦へ。
14:44 7周目の終わりに角田にピットインの指示。ハードタイヤへ交換してコースへ復帰。先にピットへ入ったボッタスの先行を許す。
14:43 6周目の終わりにボッタスがピットイン。ハードタイヤへ交換している。前のラップではヒュルケンベルグもハードタイヤへ交換した。
14:42 5周が終了。フェルスタッペン-ペレス-ノリスの上位3台は1.5秒ほどの差を互いに付けながら走行中。その後方も約1秒の差を付け合いながらの走行に。DRSは解禁されているが、使えるシチュエーションにはなっていない。
14:40 再スタートのリプレイでは、アルピーヌのエステバン・オコンが同僚のピエール・ガスリーに接触した様子が映される。
14:39 角田はメルセデス2台に挟まれながらの走行。5周目の1コーナーでラッセルが角田の前に出る。
14:37 2度目のスタートでは大きな混乱無し。3周目が終了。フェルスタッペン-ペレスとレッドブルが1-2で逃げる。角田は9番手までポジションを上げた。
14:36 18台がグリッドに到着。再スタートへ。
14:34 スタート時のタイヤ選択は様々。上位10台でハミルトン、ラッセルがハードタイヤへ交換。角田はユーズドのソフトタイヤへ交換。
14:32 レースが再開。ピットレーンから隊列になってスタートし、グリッドまで1周のフォーメーションラップを走行。スタンディングスタートで再スタートを切る。
14:29 再開時の順位は以下の通り。フェルスタッペン-ペレス-ノリス-サインツ-アロンソ-ピアストリ-ハミルトン-ルクレール-ラッセル-ヒュルケンベルグというトップ10。以下、ボッタス-角田-オコン-ガスリー-ストロール-マグヌッセン-サージェント-周。
14:22 スタートで10番手に順位を上げたヒュルケンベルグ(ハース)は、新品タイヤをミディアム1セット、ハード2セットを持つ。小松礼雄チーム代表による戦略選択も注目。なお、現地では14:32からのレース再開もアナウンスされた。
14:17 赤旗中断となったため、再開時のタイヤは改めて選び直すことができる。ソフトタイヤでスタートしたアロンソは、残った新品タイヤがミディアム、ハード1セットずつしかなく、タイヤマネジメントが最優先の課題となる。
14:12 クラッシュによって崩れたタイヤバリアの修復が必要な状況。赤旗掲示時点での順位でスタートをやり直すことも発表された。スタートで出遅れた角田は12番手からのリスタートとなる。
14:10 マシンは一旦ピットレーンへ戻され、再スタートを待つことに。
14:07 スタート後、2コーナーから3コーナーへと向かうポイントで。リカルドとアルボンが交錯。両者クラッシュ。
14:05 レーススタート。レッドブル勢が好スタートを切るも、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンがクラッシュ。さらに、RBのダニエル・リカルドも飛び出しており、赤旗掲示、レースは中断。
14:00 フォーメーションラップがスタート。トップ10台のなかでソフトタイヤスタートはフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)のみ。フェルスタッペン、サインツ、角田など残る9台はミディアムでのスタートを選んだ。
13:55 1987年の初開催以来、春の鈴鹿サーキットでのF1グランプリレースの開催は初めてのこと。桜満開のサーキットを最速で駆け抜けるのは誰か。
13:50 快晴の鈴鹿サーキット。気温は20℃を超え、路面温度も40℃近く。まもなくスタートを迎える。
13:45 ピレリによる推奨のピットストップは2回。ソフトタイヤでスタートして、ハードタイヤ、ハードタイヤとつなぐことが最適としている。ただ、ニュータイヤでこれを可能としているドライバーは、上位10人のなかにはおらず。タイヤ選択も鍵となるだろう。
13:40 スターティンググリッドは以下の通り。フェルスタッペンとペレス、レッドブル勢がフロントローを占める。前戦オーストラリアGP勝利のサインツは4番手から。トップチームが並ぶなか、母国GPの角田裕毅(RB)は10番手スタート。
13:35 ホームストレート上でスタート前セレモニーが進行中。昨年に続き、国歌独唱は航空自衛隊の森田早貴3等空曹が担当予定。
予選結果
- マックス・フェルスタッペン(レッドブル)Q1=1:28.866/Q2=1:28.740/Q3=1:28.197
- セルジオ・ペレス(レッドブル)Q1=1:29.303/Q2=1:28.752/Q3=1:28.263
- ランド・ノリス(マクラーレン)Q1=1:29.536/Q2=1:28.940/Q3=1:28.489
- カルロス・サインツ(フェラーリ)Q1=1:29.513/Q2=1:29.099/Q3=1:28.682
- フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)Q1=1:29.254/Q2=1:29.082/Q3=1:28.686
- オスカー・ピアストリ(マクラーレン)Q1=1:29.425/Q2=1:29.148/Q3=1:28.760
- ルイス・ハミルトン(メルセデス)Q1=1:29.661/Q2=1:28.887/Q3=1:28.766
- シャルル・ルクレール(フェラーリ)Q1=1:29.338/Q2=1:29.196/Q3=1:28.786
- ジョージ・ラッセル(メルセデス)Q1=1:29.799/Q2=1:29.140/Q3=1:29.008
- 角田裕毅(RB)Q1=1:29.775/Q2=1:29.417/Q3=1:29.413
- ダニエル・リカルド(RB)Q1=1:29.727/Q2=1:29.472
- ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)Q1=1:29.821/Q2=1:29.494
- バルテリ・ボッタス(KICKザウバー)Q1=1:29.602/Q2=1:29.593
- アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)Q1=1:29.963/Q2=1:29.714
- エステバン・オコン(アルピーヌ)Q1=1:29.811/Q2=1:29.816
- ランス・ストロール(アストンマーチン)Q1=1:30.024
- ピエール・ガスリー(アルピーヌ)Q1=1:30.119
- ケビン・マグヌッセン(ハース)Q1=1:30.131
- ローガン・サージェント(ウイリアムズ)Q1=1:30.139
- 周冠宇(KICKザウバー)Q1=1:30.143
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日本グランプリ決勝開催概要
- 大会名:FIA フォーミュラ1 MSCクルーズ 日本グランプリ 2024(FORMULA 1 MSC CRUISES JAPANESE GRAND PRIX 2024)
- 日程:2024年4月5日(金)~7日(日)
- 会場:鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)
- 決勝タイムテーブル:
- 4月7日(日)
- 8:00 メインゲートオープン
- 12:00~12:30 ドライバーズパレード
- 14:00~ F1 決勝レース(53周または120分)
- F1決勝レース後 日曜ストレートウォーク/日曜日決勝後東コースウォーク
- 4月7日(日)
※内容は予告なく変更となる場合があります。
コースデータ:鈴鹿サーキット
- 名称:鈴鹿サーキット(Suzuka Circuit)/ 日本国三重県鈴鹿市
- 公式サイト:https://www.suzukacircuit.jp/
- コース全長:5.807km / 総走行距離:307.471km
- 周回数:53(時計回り)/ コーナー数:18
- 過去最速ラップ(現コース仕様):1:30.983(ルイス・ハミルトン / 2019)
放送・配信先(プラットフォーム)
F1の2024年シーズンは、スポーツ専門配信サービスの「DAZN(ダゾーン)」ならびにCS/ケーブル放送の「フジテレビNEXT(フジテレビネクスト)」で放送・配信されている。
「DAZN」とパートナーシップを結ぶ「DMM x DAZNホーダイ(ディーエムエム x ダゾーンホーダイ)」、「Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)」、「ABEMA(アベマ)」、ならびに「フジテレビNEXT」を放送するスカパーの動画配信サービス「SPOOX(スプークス)」と、フジテレビの動画配信サービス「FOD」内の「フジテレビNEXTSmart(フジテレビネクストスマート)」でも配信が予定されている。
- 地上波:なし
- BS/CS:フジテレビNEXT
- インターネット:DAZN(docomo、au、DMMセットプラン含む)、Amazon Primeビデオ(専門チャンネル)、ABEMA(Abema de DAZN)、フジテレビNEXTSmart(FOD、SPOOX)
つまり、視聴方法としては「DAZN」系と「フジテレビNEXT系」に分けることができる。それぞれの特徴は以下の通りだ。以降すべて税込価格。
DAZN系サービスでの日本GP配信予定
DAZNのF1日本グランプリ配信予定
- 4月7日(日)12:00~ ドライバーズパレード
- 4月7日(日)14:00~ 決勝(配信開始13:20~)
「DAZN(ダゾーン)」は2025年末までF1と契約を結んでおり、今シーズンもすべての公式走行(フリー走行、予選、スプリントシュートアウト、スプリント、決勝)をライブ配信する。また、4画面分割レース情報配信の「F1ゾーン」やF2・F3中継が観られるのはDAZNだけとなる。
「DAZN」でF1を視聴するには、DAZNのコンテンツを全て視聴可能な「DAZN STANDARD」の契約が必要。「DAZN STANDARD」には月間プラン、年間プランがあり、月間プランは月額4200円、年間プランは月払い月額3200円(年間総額38400円)と一括払い年額32000円(実質月額2667円)の3パターンがある。
DAZNは、docomoやauといった国内の通信キャリア、ABEMA、Amazonプライムビデオ、DMM TVなどの動画配信サービスと提携を結んでおり、各社が提供するプランも利用可能だ。
中でも一番お得なのは「DMM x DAZNホーダイ(ディーエムエム x ダゾーンホーダイ)」で月額3480円。月単位での契約で考えると、他社のプランよりも安い上、DMMとDAZNそれぞれのサービスを個別に契約するよりも1270円お得になる。この料金でF1を含めたDAZNの全コンテンツ、DMMプレミアムのコンテンツが見放題(DAZNは130以上のスポーツを年間10000試合以上、DMM TVは19万本以上の作品)あるいは各種サービスをおトクに利用できるほか、DMMポイントを最大1650ポイント受け取ることもできる(新規登録のみ)。
DMM x DAZNホーダイは、DAZN本体と契約するよりも解約しやすいシステムになっており、4月だけ契約して、日本GPを見終わったら5月になる前に解約するという節約スタイルも可能だ。(上記、最大1650ポイントを受け取るには3か月間の継続契約が必要)
一部アカウントを除いてDAZN現行契約情報を引き継いで「DMM x DAZNホーダイ」に乗り換えることもできる(視聴期間や支払いの注意点等、詳しくはDMM x DAZNホーダイ公式サイトを参照)。
フジテレビNEXT系サービスでの日本GP放送・配信予定
フジテレビNEXTのF1日本グランプリ放送・配信予定
- 4月7日(日)12:30~ F1GPニュース(鈴鹿サーキットから生中継)
- 4月7日(日)13:15~ 決勝
「フジテレビNEXT(フジテレビネクスト)」はフジテレビのCS放送で、スカパー!やケーブル局経由で視聴可能。今シーズンも全戦・全セッションを完全生中継する予定となっている。例年通り日本GPを含めて、地上波での放送についての発表はない。
「フジテレビNEXT」を視聴するには、スカパー!、ケーブル局などでチャンネル契約をする必要がある。視聴料は「フジテレビNEXT」単独の場合、月額税込1980円、フジテレビONE、フジテレビTWO、フジテレビNEXTの3チャンネルセットであれば月額税込2310円となっている(別途基本料429円が必要)。
フジテレビNEXTSmart
フジテレビの動画配信サービス「FOD」およびスカパーの動画配信サービス「SPOOX」の月額商品「フジテレビNEXTSmart(フジテレビネクストスマート)」では「フジテレビNEXT」と同時配信のF1中継を視聴することができる。
「フジテレビNEXTSmart」は「フジテレビNEXT」をCS放送契約をしている場合には無料で視聴可能。FOD/SPOOXで新たに契約をする場合には放送契約同様、「フジテレビNEXT」単独なら月額1980円、フジテレビONE、フジテレビTWO、フジテレビNEXTの3チャンネルセットなら月額2310円となる。
※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
F1日本グランプリの無料配信はある?
今年のF1日本グランプリを無料視聴することはできなくはない。が、ハードルが高いと言っていいだろう。
現在「DAZN」、「フジテレビNEXTsmart」ともに無料視聴期間、トライアル期間などのキャンペーン設定をしてない。また、ABEMAプレミアム(14日間)やAmazonプライム(30日間)、SPOOXのバリュープラン(30日間)といったパートナー各社の無料トライアルを活用しても、F1日本グランプリを視聴するためには、別途「DAZN」、「フジテレビNEXT」の個別契約が必要となるため、無料で視聴することはできない。
唯一、無料体験が可能なのがau契約者向けパッケージである「DAZNパック」や「ALL STARパック2」。これらのプランは、申し込み初月のDAZN視聴料金が無料となる。また、無料期間中に退会申し込みをしておけば無料期間終了後に自動的に退会となり、利用料金は発生しない。
すでにauユーザーで、他でDAZNの契約をしているのであれば、契約先の変更のみで1ヶ月無料なのでお得だが、他のキャリアを使っている場合には、キャリア変更の手間などを考えると決してお薦めとはいいづらい。
また、CS放送のスカパー!/スカパー!プレミアムサービスでも、加入初月無料視聴が可能となるが、対応する衛星アンテナ(電波が受信できる住環境や工事も必要)とテレビ本体/チューナーが必要となり、こちらも手軽に利用できるとはいいがたい。