▶スポーツ観るならDAZNで。1カ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
モスクワで開催されたワールドカップ決勝戦に乱入した活動団体、プッシー・ライオットのメンバー4人が、ロシアの裁判所に15日間の拘置を言い渡された。
決勝戦の後半開始早々、ピッチに乱入したメンバーは、フランスのFWキリアン・エムバペに抱きついたり、クロアチアのデヤン・ロブレンになぎ倒されたりした。試合は、フランスが4対2で勝利している。
奇抜なコスチュームや過激なデモ活動で悪名高いプッシー・ライオットは、ロシアのプーチン大統領を強く批判し、司法、教育、文化の改革を求めている。
プッシー・ライオットの公式ツイッターアカウントは、メンバーのヴェロニカ・ニクルシナ、オルガ・クラチョワ、ピョートル・ベルズィロフとオルガ・パークトソワが逮捕され、15日間拘置されることを明らかにした。4人のメンバーは、今後3年間、あらゆるスポーツイベントへ入場することも禁止される。
ロシアの警官に扮してルジニキ・スタジアムのピッチに乱入した活動家たちは、スポーツイベントの観戦ルールに違反し、許可なく警察官の制服を着用した容疑に問われている。
騒動のあと、メンバーのベルズィロフは記者たちに、「警察が人権を侵害していること」に対する抗議のための行動だと述べた。
クラチョワは、言論の自由を主張し、世界のサッカー運営組織であるFIFAを非難するために、この抗議行動を起こしたと言っている。
「プロスポーツ選手を混乱させてしまったことは残念だ」クラチョワは語った。
「残念なことに、FIFAは不公平なゲームに関わっている。FIFAは、弾圧や人権侵害をしている国家元首の友人である」(クラチョワ)。
この乱入により、モスクワでの決勝戦は一時中断されたが、フランスは最後まで冷静さを失うことなく、アントワーヌ・グリーズマン、ポール・ポグバ、エムバペによる3得点と、試合序盤のクロアチア、マリオ・マンジュキッチによるオウンゴールで、ワールドカップ2度目の栄冠をつかんだ。
原文:Pussy Riot members jailed for World Cup final protest
翻訳:Atsuko Sawada
【DAZN関連記事】
● 【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2018年版!
● ネットでプロ野球中継を視聴する方法を紹介
● DAZNでのプロ野球の放送予定や試合スケジュール
● DAZNでF1放送を視聴する方法は?
● 【最新・2018年版】F1の放送予定・レース日程まとめ
● ネットでMLB中継を視聴する方法を紹介
● MLBの試合日程・放送予定|テレビでの視聴も可能?/2018シーズン