井上尚弥vsバトラーのバンタム級4団体統一戦が12月13日国内開催報道、日本人初の絶対王者へ

2022-08-25
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WBAスーパー・WBC・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋ジム)とWBO同級王者ポール・バトラー(英国)の主要4団体統一タイトルマッチが、12月13日に日本で開催されると米『ESPN』が第一報を伝えた。井上が勝てば、日本人初の4団体統一王者となる。前回のノニト・ドネア戦同様、日本国内ではAmazonプライムビデオでライブ配信される見込みだ。

井上尚弥、いよいよ日本人初の4団体統一王者へ前進

米スポーツ専門メディア『ESPN』のボクシング専門家のマイク・コッピンガー記者は、井上とバトラーのバンタム級4団体統一戦が合意に至ったという情報筋の証言を報じた。日本時間の12月13日(火)夜、日本国内で行われるという。

気になる試合中継だが、日本国内では、6月のドネア戦と同様にAmazonプライムビデオでライブ配信される見込み。ドネア戦は月額/年間視聴契約料のみで視聴できたが、今回どのような形式で配信されるかは不明だ。米国ではトップランク社と提携する『ESPN+』で配信される。

井上は、現在、6月のドネアとの再戦で奪取したWBC世界バンタム級王座と合わせて、WBAスーパー、IBF同級王座との3団体統一王者になっている。残るWBO同級王座は、ジョンリール・カシメロ(フィリピン)が保持していたが、不適切な言動に加え、王座戦の2度のキャンセルが決定打となり、WBOが王座を剥奪。カシメロと対戦するはずだった暫定王者のポール・バトラーを正規王者に昇格させた。バトラーはドネア戦直後から4団体統一戦に前向きで、井上陣営との交渉が続けられてきた。

今月から練習を再開していた井上は、25日午前中の4団体統一戦内定報道を受けて、自身のTwitterに、王冠の絵文字4を並べて投稿。言葉では語らなかったが、4団体統一戦への明確な意思を示した。

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井上は6月のドネアとの再戦に勝利した直後にスーパーバンタム級転向を示唆しており、日本人初の4団体王座統一、『アンディスピューテッド・チャンピオン(比類なき王者、議論の余地のない王者、絶対王者)』を実現したうえで、新たな挑戦に乗り出す意向だ。

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