7月25日(火)、井上尚弥がスティーブン・フルトンが持つWBC・WBO世界スーパーバンタム級王座に挑む。東京・有明アリーナで開催されるこの決戦を含めた6試合が『Lemino』(レミノ)で独占無料生配信(広告つき)される。
日本中が注目するタイトルマッチの開始時間や前日計量のスケジュールに加え、メイン戦展望、元K-1王者の武居由樹や清水聡のWBO世界フェザー級王座戦などの配信予定対戦カードを紹介する。
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フルトン vs. 井上尚弥:テレビ、ネット配信、見逃し配信
- 配信プラットフォーム:Lemino(独占無料生配信)
- 配信番組名:WBC・WBO 世界スーパーバンタム級タイトルマッチ スティーブン・フルトン VS 井上尚弥
- 配信日程:2023年7月25日(火)
- 配信時間:16:00(15:45配信枠オープン)〜
- 見逃し配信:7月25日23:00〜8月7日23:55まで(無料)
「フルトン vs. 井上尚弥」は、NTTドコモの動画配信サービス『Lemino』(レミノ)で独占無料生配信される。試合中継だけでなく、直前特番(19日から配信)や直前会見(22日13:00から生配信)、前日計量(24日13:00から生配信)が会員登録不要で基本無料視聴できる。
「フルトン vs. 井上」のテレビ放送は地上波、BSなど現時点で一切予定がない。ほかの配信サービスも同様だ。
また、Leminoは「当日はアクセスが集中することにより一時的に(配信枠へのアクセス)制限がかかる場合がある」としており、制限回避のためには早めの視聴開始を促している。
フルトン vs. 井上尚弥:広告なしで無料視聴は可能?
前述通り「フルトン vs. 井上尚弥」は基本無料で視聴(追っかけ再生も可能)できるが、広告(CM)つきとなり、視聴開始時・番組途中に強制的にCMが挿入される(例えば15分毎に複数まとまって挿入される)。また、初めての視聴前に生年月日、性別(その他、回答しない項目あり)、郵便番号などの設定が必要となる。
「Leminoプレミアム」(月額税込990円)に加入すれば、人気の有料コンテンツが見放題となるだけでなく、「フルトン vs. 井上」のような無料コンテンツも広告なしで視聴でき、ダウンロード視聴も可能になる。しかも今なら登録日から31日間無料トライアルを実施中だ。
つまり「フルトン vs. 井上」中継中に強制的に挿し込まれるわずらわしい(とくに複数連続の)広告なしで無料視聴できるので、試合を迎える前に入会(トライアル登録)をオススメしたい。
※試合と試合の合間など、時間調整のために番組映像として挿し込まれたCMは回避できない。ライブ配信では、この仕様となっており、結果としてLeminoプレミアム会員でもCMを回避できない仕様になっています。お詫びして訂正します。
Leminoプレミアム無料トライアル登録方法
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また、『Lemino』では「フルトン vs. 井上尚弥」独占生配信を記念して、dポイント1000万pts山分けの勝敗予想キャンペーンを実施中だ。エントリーには「dアカウント」でのログインが必要で、期限は試合前日の7月24日23:59までとなる。
フルトン vs. 井上尚弥の試合開始時間は?
「フルトン vs. 井上尚弥」のイベント(全9試合)第1試合は7月25日14:40開始予定だが、『Lemino』配信は同16:00開始となり、第4試合のヘビ・マラブ vs. 今永虎雅からが対象となる。
各試合の進行次第となるが、メインイベントのフルトンと井上は21:30頃にリングに上がる見込みだ。
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フルトン vs. 井上尚弥 展望:逃げる王者、追う挑戦者の構図…それでも井上は想像以上の勝利約束
井上尚弥(24勝21KO)は、もはやボクシングのリングのなかで誰も止められない存在だ。3階級制覇のチャンピオンである『ザ・モンスター』は、史上最強のファイターになるための挑戦を続けている。世界規模でのプロモートに関してTop Rank社と契約して以来、ノニト・ドネアとの再戦に2回TKOで激勝し、ポール・バトラーをねじ伏せて主要4団体時代では日本人・アジア人初のバンタム級アンディスピューテッド王者の座を確保した。
4階級目のスーパーバンタム級でも転級初戦で2団体の世界王座に挑む井上だが、その下馬評は井上勝利を予想する声が大きい。25日当日会場に直接視察に来るとされるWBA・IBF王者マーロン・タパレスとの4団体統一戦への期待を語る報道もあるほどだ。
しかし、その恐るべき評判を引っ提げて挑んでくるモンスターを迎え撃つ王者スティーブン・フルトンは、究極のタイトルマッチに向けて準備は万端のようだ。「この試合では、スタイルと気品を見せたい。彼を圧倒するつもりだ」と豪語するフルトンは、専門メディア『Boxing 24/7』を通じて、ESPNやSHOWTIME Championship Boxingで知られる著名スポーツキャスター、ブライアン・カスターにこうも語った。
「(井上のパワーは)オレには関係ない。ファンにとっては(KO)記録に注目するからパワーは重要かもしれないが、彼(井上)はオレのようなスタイルの誰かと戦ったことがあるかい? これまで多くの連中が彼を引きずり降ろそうとして、結局クレイジーなパンチを叩き込まれる姿を見せられてきた。つまり彼はミックスアップ(英: Mix it Up、試合中に対応しあい、実力以上の勝負に高めていく行為)できる相手と戦ったことがない。だけど、オレにはどんなファイターにも対応できるスタイルがある。この試合のあと、(井上勝利を予想した)人々は言葉を失うだろうね」
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そのスピーディでクレバーなボクシング通り『クールボーイ・ステフ』のニックネームを持つフルトンは、アンジェロ・レオを破ってWBO王者となり、ブランドン・フィゲロアを退けてWBC王者となった。全21試合で8度のKOを記録しているが、それ以上にこれまで判定でポイント不利が一度もついたことがないなど、長期戦を戦い切るスキルは折り紙付きだ。アウトボクシングだけでなく、近距離の打ち合いもこなす。
『Lemino』で7月19日から配信されている直前特番のなかで、フルトンと対戦した元WBA・IBF王者ダニエル・ローマンは、フルトンを「賢いボクサー」と評し、反則スレスレの多彩な角度からねじ込むパンチの脅威を語った。フルトン自身は井上のスピードとパワーを認めながらも「やっていることは普通だ」と自身のテクニカルボクシングとの違いを不敵な笑みを浮かべながら主張した。
22日の直前会見では、風格を見せると言ったフルトンだったが、井上の試合でのバンデージの巻き方に難癖をつけた。過去にもドネアがクレームをつけたことがあるが、井上の破壊的パンチ力ゆえの疑義だった。井上はTwitterなどで日本のローカルルールに従った巻き方だとしてフルトンのクレームを一蹴したが、米国内でも犯罪率の高いフィラデルフィアの危険地帯で身につけたフルトンのハングリーさや狡猾さは、『クールボーイ・ステフ』の名を額面通りに受け取るべきではないことを示唆する。
対して井上は「逃げるフルトン、追う井上になる」と述べている。試合が長くなればフルトンの得意な展開になるであろうことを踏まえ「1〜3ラウンド」が重要だと話した。同時に判定であれば「7ラウンド取る必要がある」として長期戦への備えも口にしたが、「こんな勝ち方があるのかとファンの度肝を抜かせる」という言葉は、KO率87.5%を誇る井上自身の本命プランが何を指し示しているかを物語っているかもしれない。
フルトンがテクニックで逃げ切るのか、それとも井上の度肝を抜く4階級制覇を目撃することになるのか、7月25日の夜に答えが出る──。
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フルトン vs. 井上尚弥 WBC・WBOスーパーバンタム級王座戦:予定対戦カード
『Lemino』での生配信は第4試合から対象となる。また、前日計量は24日(月)13:00から『Lemino』で無料生配信される。
- メイン:WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ級12回戦
- スティーブン・フルトン(王者、アメリカ)vs. 井上尚弥(大橋)
- セミ:WBO世界フェザー級タイトルマッチ12回戦
- ロベイシ・ラミレス(王者、キューバ)vs. 清水聡(大橋)
- 第7試合:日本ユースライトフライ級王座決定戦8回戦
- 坂間叶夢(ワールドスポーツ)vs. 堀川龍(三迫)
- 第6試合:54.0Kg契約8回戦
- ロニー・バルドナルド(比国)vs. 武居由樹(大橋)
- 第5試合:フェザー級8回戦
- 岩下千紘(駿河男児)vs. 高原裕之(千里馬神戸)
- 第4試合:62.0Kg契約8回戦
- ヘビ・マラブ(インドネシア)vs. 今永虎雅(大橋)
- 第3試合:フライ級6回戦
- 梶谷有樹(八王子中屋)vs. 篠田将人(野口)
- 第2試合:東日本新人王予選フェザー級4回戦
- 中村亮介(ワタナベ)vs. 山川健太(大橋)
- 第1試合:東日本新人王予選ミニマム級4回戦
- 川上拳汰(石川ジム立川)vs. 北野武郎(大橋)
※上記対戦カードは、選手の体調やケガなどにより変更・中止される場合がある。