No.05 井上尚弥「世界を震撼させたモンスター」【常識BREAKERS 2018】

2018-12-21
読了時間 約2分

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2018年5月25日、井上尚弥は3階級制覇を目指し、WBA世界バンタム級タイトルに挑んだ。井上は、正規王者ジェイミー・マクドネルを1回1分52秒TKOで沈める。身長・リーチともに10cm以上上回る王者をこともなげに粉砕した。

難なく3階級を制覇した井上は、各階級の世界最強を決める『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)』のバンタム級トーナメント参戦を明らかにした。

スーパーフライ級時代から、規格外の破壊力を持ったボディブローで世界のボクシングメディアから“モンスター”と称されていた井上。日増しに高まる評価から、WBSSバンタム級トーナメントは「井上のためのトーナメント」ともいわれた。

そして2018年10月7日、横浜アリーナで行われたWBSSバンタム級トーナメント初戦。井上は、元WBA世界バンタム級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)という実力者を自ら指名し、この日を迎えた。

技巧派パヤノ相手に長期戦も予想された中、1ラウンド70秒のTKO勝ち。大勢の観客たちは何が起きたのか分からないほどの衝撃を受けた。パヤノにして「見えなかった」と言わしめた一瞬の踏み込みによる高速のワンツーは、「現実が漫画を超えた瞬間」と揶揄された。そのまさしく常識を破壊した瞬間が世界中に中継されたのである。

2019年春ともいわれる次戦では、19戦全勝のIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との対戦が決まっている。しかし、ロドリゲスも井上の相手ではないというのが業界の論調だ。“モンスター”井上は、2019年も常識を破壊してくれるに違いない。


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