1月23日(火)、エディオンアリーナ大阪で行われた『Prime Video Presents Live Boxing 6』では、那須川天心のボクシング転向3戦目にして「意外な形」でTKO勝利を収めたほか、寺地拳四朗は判定の末にベルトを死守、また初の世界タイトルに挑んだユーリ阿久井政悟が判定で世界ベルトを奪取した。
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寺地が挑戦者の猛打に大苦戦…判定勝ちに悔しさ露わ
メインイベントのWBC/WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ:寺地拳四朗(王者、BMB)vs. カルロス・カニサレス(ベネズエラ)は、積極的に出てくるカニサレスに対して寺地も引かずに応戦、序盤から両者が激しく打ち合う展開に。第2ラウンドには寺地が、第3ラウンドにはカニサレスがそれぞれダウンを奪った結果、第4ラウンド時点のオープンスコアでは、タイが2人、1人がカニサレスのリードという一進一退の攻防になっていった。
中盤からはボディに狙いをつけた寺地のパンチが再三、カニサレスを苦しめるものの、なかなか追い詰めることができない。一方のカニサレスは、ラウンド終盤1分あたりから攻勢を強め、何度となく寺地をコーナー、ロープに追い込んでラッシュを仕掛けるパターンを繰り返し、徐々に試合のペースを掴んでいく。
結果、第4ラウンド時点のオープンスコアでは、75-75のタイが1人、76-74で寺地リードが2人という接戦のまま、終盤戦へともつれ込んだ。
終盤に入っても展開は変わらず、第11ラウンドに入って寺地が打ち合いをやめ、距離を取りつつ、得意のジャブで牽制しつつ、カニサレスのパンチをかわしていく戦い方にスイッチ。積極的に打ってくるカニサレスに対し、一発の危険を避け、やや消極的にも取れる戦い方で判定に持ち込んだ寺地が、2-0のマジョリティ・デシジョンで防衛成功を果たした。
試合後、寺地は「後半戦、接近戦だと僕が不利かなと思った。自分のボクシングがさせて貰えなくて。悔しいっすね。でも(勝てて)ホッとしています」と素直に勝てたことを喜びつつ、「(具志堅用高に並ぶ世界戦14勝目について)素直に、強いカニサレス選手に勝てて、まだまだ成長はあるかな」と喜び、次なる戦いを見据えた。
ライトフライ級に残るか、フライ級に上げるかの判断については「今後どこの道に行くかわからない」と明言を避けたが、「これではまだまだダメなので、しっかり勝てるボクシングを仕上げて、また強くなるので応援お願いします」と新たな挑戦への意欲を燃やした。
那須川はついに「KOする詐欺卒業」も、スッキリしない結末
セミファイナルを飾った、121ポンド(約54.8kg)契約8回戦:那須川天心(帝拳) vs. ルイス・ロブレス(メキシコ)の一戦は、那須川が出だしから無駄のない鋭い動きで確実にパンチを繰り出してペースを握った。那須川は終始落ち着いた様子で、攻勢を強めようとするロブレスに対して、カウンターを決めるなど、ペースを握り続けたまま第3ラウンドまですすむ。
そして、那須川の初のKO劇に向けた期待が高まる中、第4ラウンド開始のゴングが鳴ると、ロブレスはコーナーから立ち上がることができない様子。試合中、那須川のボディショットを受けた際に右足首を痛めたため、試合続行が不可能に。那須川にとっては思いかげない形のTKO勝利となった。
予想外の結末に、カメラに向かって「KOっしょ?」「文句言わないで」と戯けてみせた那須川だが、スッキリしない形での「KOする詐欺卒業」にはやはり悔しそうな表情を隠せなかった。
それでも試合後には「前回と比べて、進化した姿を見せられたと思うんですけど、どうですか?」と観衆に問いかけ、「まだ進化してる途中。(今回)自分でも一番軽い体重でやれた。バンタム級は強い選手もたくさんいる。しっかり世界狙って行きますんで皆さん待っててください」と豪語。日本人ライバルが最も多いバンタム級に割って入ることを宣言し、最後は「ほなまた!」とエディオンアリーナ大阪の大観衆に再会を約束した。
また、WBA世界フライ級タイトルマッチでは、難攻不落の王者アルテム・ダラキアンの変則的アウトボクシングに惑わされず、冷静に対処したユーリ阿久井政悟が3-0で判定勝ち。際どい場面はあったものの、難しい試合をものにしたことで、岡山県所在ジム初の世界王者となった。
辰吉丈一郎の次男・寿以輝は、テクニックで与那覇勇気を完全に上回り、終始ポイントを取るような試合展開で快勝。年内に何らかのタイトル挑戦を目指すことを宣言した。
ライブ速報・試合経過
22:11 エディオンアリーナ大阪の客席にプレゼントを投げ入れ、2本のベルト共に写真撮影に応じる寺地。
22:05 勝利者インタビュー。
ベルト死守について「ありがとうございました。カニサレス選手がめちゃくちゃ強くて必死でした。加藤さんと相談してまた強くなりたいと思います」
11Rから戦い方を変えたことについて「後半戦、接近戦だと僕が不利かなと思った。自分のボクシングがさせて貰えなくて。悔しいっすね。でも(勝てて)ホッとしています。」
具志堅用高に並ぶ世界戦14勝目について「素直に、強いカニサレス選手に勝てて、まだまだ成長はあるかなと。またイチからやり直せる。ベルトがここにあるのは嬉しい」
今後について「今後はどこの道に行くかわからない。これではまだまだダメなので、しっかり勝てるボクシングを仕上げて、今が当たり前じゃないことに気付いた。また強くなるので応援お願いします」
最後にチームについて「叱ってくれてありがたい。今回はダメダメだったかもしれないけど、またよろしくお願いします」
22:01 判定。113-113が1人、114-112で寺地・リードが2人。寺地、2-0のマジョリティ・デシジョンで防衛成功。
21:56 最終第12R開始。寺地、フットワーク使いつつ、左ジャブでリズムを作る。カニサレスは追いかけて踏み込んで強いパンチを繰り出すが、交わす寺地。残り1分、攻勢を強めるカニサレスに寺地が逃げる展開でゴング。試合は判定へ。
21:52 第11R開始。寺地、打ち合いから距離をとっての戦術にスイッチ。カニサレスのパンチをスウェーで交わす。積極的にくるカニサレスに寺地はフットワークで交わす展開へ。パンチは少なめの消極的な印象にも。
21:48 第10R開始。ゆっくりと立ち上がるカニサレス、このラウンドは最初からパンチを繰り出してくる。カニサレスの増えてくる手数に対し、寺地のボディはローブローの注意。またしても終盤ロープに詰めてのラッシュを繰り出すカニサレス。追い詰められつつも寺地も打ち返す、壮絶な打ち合いでゴング。
21:44 オープンスコア。75-75がひとり、76-74で寺地がふたり。第9R開始。寺司のボディが当たるも、カニサレスも効果的なカウンターを繰り出す。残り1分からボディの打ち合い、最後30秒でカニサレスがまたしても出てきて打ち合いに。
21:40 第8R開始。前に出る寺地に、下がってカウンター狙いのカニサレス。ジャブからのワンツーを繰り出す寺司。残り一分でまたカニサレスが出始める。ラスト、カニサレスがラッシュを見せる。
21:36 第7R開始。カニサレスがワンツーがヒット、コーナーに追い詰めてラッシュ。一気に畳み掛ける。寺地もボディを返し、カニサレスを下がらせる。寺地のボディが効いてる様子、カニサレスは思わずクリンチ。終盤、またしてもカニサレスがパンチを繰り出してきたところでゴング。
21:32 第6R開始。引き続き、寺地がボディを打ち込み、プレッシャーをかけていく。セコンドからの「下から上」の声に従いながら、寺地はボディ狙いを徹底。ラウンド中〜終盤、またしてもカニサレスが攻勢に入ったところでゴング。
21:24 第5R開始。寺地、引き続き前に出ていく。下がるカニサレスに寺地の右がヒット。ちょっとぐらつくカニサレスも、ラストに寺地をコーナーに追い込んでラッシュしたところでゴング。
21:28 オープンスコア。38-36でカニサレスが一人、37-37x2。
21:24 第4R開始。近距離での打ち合いが続く。お互いに下がらず、上、下に有効打を繰り出す展開。ガードの上からも力強く打ってくるカニサレスに、一歩も引かず打ち合う寺地。第4R終了。
21:20 第3R開始。振ってくるカニサレスに着実にパンチをくりだす寺地。カウンターでカニサレスの力強いパンチがたびたびヒット、積極的に打ち合いに持ち込む。そして終了間際、右のパンチで寺地からダウンを奪う。
21:16 第2R開始。カニサレス、このラウンドも積極的にパンチを打ち込んでいく。寺地の右のカウンターにカニサレス、ダウン。ラッシュする寺地。カニサレスもクリンチしながら逃げ切ってラウンド終了。
21:12 第1R開始。リング中央、お互いにジャブの応酬でスタート。カニサレス、左ジャブを振ってくるが当たらず。終盤、カニサレスのパンチが何度かヒット。寺地もカウンターで返しながら1ラウンド終了。
21:11 続いて、挑戦者・カルロス・カニサレスがコール。
21:10 「It's Prime Time!」ジミー・レノン・ジュニア氏のコールで、王者・寺地拳四朗からコール。
21:07 コミッショナー宣言。
21:04 べネズエラ、日本の国歌演奏。国旗を見つめるカニサレスのセコンド陣の背中には日本語で『チームCCC』の文字。
21:01 お馴染みの『愛を取り戻せ』にのって、王者『アメージング・ボーイ』寺地拳四朗、白いガウンに身を包み、赤コーナーより笑顔で入場。
21:00 ジミー・レノン・ジュニア氏のコールで、まず挑戦者『CCC」カルロス・カニサレスが青コーナーより入場。
20:56 配信ではオープニング映像がスタート。
20:55 メインイベント、WBC/WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ:寺地拳四朗(王者、BMB)vs. カルロス・カニサレス(ベネズエラ)へ。コミッショナー、スーパーバイザー、ジャッジらの紹介。
20:53 会場のお客さんと手を合わせながら、歓声の中、那須川が退場。
20:47 勝利者インタビュー。開口一番、「足痛めたって、キックの試合みたいですね笑」と笑顔の那須川。
「前回と比べて、進化をみせていた途中だったんですけど、進化した姿を見せられたと思うんですけど、どうですか?」「まだまだこれから。進化してる途中なので、みんなKOできないと言われていたんですけど、一応
…KO?できたと思うんで。ダメージはないので、どんどんもっと強い相手とやって、バンタム級で行けると実感できたんで、しっかり世界狙って行きますんで皆さん待っててください」「やっぱりこうやって皆の前で試合できることは嬉しい。皆に元気なエネルギー、パワーを与えたいし、貰いたい。良い世界にしていきたい。応援してください。ありがとうございました!」
「ほな、ほな、ほなまた!」とエディオンアリーナ大阪の大観衆にアピール。
20:45 試合続行不可能で那須川のTKO勝利。カメラに向かって『文句言わないで』と那須川。デビュー以来3連勝に。
20:43 第4R開始前、ロブレス立てず。セコンドは右足首を気にしている様子。思わぬ形での試合決着へ。『KOっしょ?』と那須川。
20:43 コンビネーションからボディにパンチを何度も当てる那須川。那須川のペースで進みつつある。第3R終了。
20:41 第3R。 ハードの上からロブレスがパンチを放つ。那須川も落ち着いて対応。小刻みに体を動かすロブレスに那須川も着実にパンチを当てていく。
20:39 那須川のスピードあるパンチが繰り出され、何度となく着弾。それを受けつつ、ロブレスもカウンターを狙う。第2R終了。
20:35 第2R開始。ロブレスが序盤から攻勢。それに対し、那須川のカウンターがたびたびヒット。左ストレートがボディにヒット。
20:34 那須川、落ち着いてジャブからのフック、ストレートをヒット、静かな展開も好スタート。
20:31 第1R開始。ジャブで距離を探り合う静かなオープニング。那須川、カウンターで右ジャブを差し込みながら、少しずつ前に。
20:27 引き続き、軽快な音楽に乗せてロブレスが炎のモチーフ、真っ赤なコスチュームで入場。
20:23 ジミー・レノン・ジュニア氏によるコールで那須川天心、矢沢永吉の曲に乗って入場。エディオンアリーナ大阪を包む大歓声。
20:20 引き続き、121ポンド(約54.8kg)契約8回戦:那須川天心(帝拳) vs. ルイス・ロブレス(メキシコ)へ。紹介映像スタート。
20:10 岡山のファンに向けても感謝をすると、阿久井自ら守安会長の腰にベルトを巻いた。最後に家族、ジムメンバーで記念撮影。
20:09 勝利者インタビュー「(ダラキアンに対して)難敵な前に素晴らしい人間。対戦することがなければ一生尊敬していた人間」と敬意を表し、「待ち望んでいたベルト。倉敷守安ジムのみんなが欲しかった世界ベルト」「ここまで支えてくれた守安会長、子供、妻、親みんなに感謝したい」。とくに世界王者になるまで自身を支えてくれた妻に対してねぎらいの言葉を伝えた。
20:05 2人の娘を抱いた阿久井が新王者認定証を授与。
20:03 3-0で阿久井が判定勝ち!岡山県所在のジム所属選手として初のボクシング世界王者誕生!
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20:01 終わり際に阿久井のパンチが当たるが、時間切れ。判定へ。
20:00 最終R開始。ボディストレートを当ててからアウトボックスで稼ぎに出るダラキアン。ダラキアンはスリップダウン。
19:56 第11R開始。ポイントを取りたい阿久井を翻弄するダラキアン。離れ際に阿久井の左フック。ダメ押しを入れたい阿久井に、ダラキアンはさらに被弾。最終Rへ。
19:53 第10R開始。相変わらず逃げるダラキアンに阿久井が追う展開。ダラキアンの左がクリーンヒット。ダラキアンは星勘定でディフェンシブな動きに。
19:49 第9R。脚はまだ使える王者。伸びのある右ストレートが浅くヒット。追いかける阿久井も左フックをヒットさせる。ダラキアンは鼻から出血か。ラウンド終了。
19:45 阿久井のコンビネーションからの右ストレート。ダラキアンは強打を振り回すが精度が落ちたか。第9Rへ。
19:43 第8R開始。阿久井の追いかけるようなパンチがダラキアンをとらえる。左ボディストレートがキレイにヒット。
19:41 第7開始。ダラキアンは脚を使って誘う。カウンターを合わせる阿久井だが、致命傷にはならずもヒットは稼ぐ。
19:38 第6R開始。ダラキアンの強打にカウンターを合わせる阿久井の右ボディストレートがヒット。ダラキアンのクリンチワークには離れ際にボディやフックを入れる阿久井。
19:32 第5R開始。前に出る阿久井に対し大きくステップアウトして空振りを誘うダラキアン。変則的な動きで右フック、脚を止めると乱打と阿久井に読ませない。
19:30 第4R開始。ダラキアンは様子を見ながら右アッパーやオーバーハンドの左フックなど強打も見せる。王者優勢のラウンドか。
19:25 ダラキアンは距離を掴んできたかスウェイの精度とともに手数増える。第3R終了。
19:23 第3R開始49秒過ぎたところで両者バッティング。ダラキアンの顔が痛みに歪むもすぐに再開。
19:21 阿久井の右ストレートにグラつくダラキアン。ポイントは阿久井か。第3Rへ。
19:20 第2R開始。左にサークリングするダラキアン。阿久井は冷静に詰める。左のボディストレート、右ストレートと続けるが、ダラキアンは脚を使ってかわす。
19:17 ダラキアンは離れてジャブ、インサイドではすぐに抱きつく、いつもの戦術。第1R終了。
19:16 お互いに素晴らしいボディシェイプ。阿久井が中央でプレス。ダラキアンは脚を使い距離をはかる。
19:14 第1R開始。
19:11 JBCコミッショナーの宣言によりタイトルマッチ認定。レノン・ジュニア氏が開始コール。
19:09 ウクライナ国歌、君が代斉唱。
19:06 王者ダラキアン入場。
19:04 名リングアナ、ジミー・レノン・ジュニア氏のコールを受け挑戦者の阿久井が入場。
18:59 WBA世界フライ級タイトルマッチ:アルテム・ダラキアン(王者、ウクライナ)vs. ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)へ。各種スーパーバイザー等の紹介。
18:51 勝者インタビューの辰吉は「倒して勝ちたかったんだけど、手を痛めてしまった。(与那覇は)いい選手でした」「(拳は)飯食えば治ります」「今年は何らかのタイトル穫るんで応援お願いします!」と話した。
18:49 76-76x1、77-75x2で辰吉が判定勝ち!
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18:47 最終R開始。冒頭から辰吉が手数で稼ぐ。与那覇は強打に賭けて、左ボディをクリーンヒット。しかし、追撃は許さない辰吉。試合終了ゴング。判定へ。
18:43 第7R開始。辰吉のワンツーがクリーンヒット。与那覇は強打狙いに戻る。左右のボディを狙うがガードに阻まれる。
18:39 与那覇はジャブをしっかり打つように。辰吉は手数で散らす。辰吉は様子を見たラウンド。
18:35 第5R開始。流れ掴んだ辰吉は開始から連打。さらにジャブ、ワンツーで着実に攻める。与那覇は空振り増える。第6Rへ。
18:30 第4R開始。辰吉は無駄のないジャブ。与那覇の強打は空を切る。ボディはブロックされる。辰吉は連打で打ち合い。終了間際に与那覇のアッパーがヒット。
18:28 与那覇は慣れてきたか被弾率が下がる。第3R終了。
18:26 第3R開始。辰吉は手数、強打で優勢。与那覇は距離を取りジャブを刺す。
18:23 辰吉、しっかりコンビネーション。与那覇は強引に攻めるが当たりは浅い。第2R終了。
18:21 第2R開始。中央を取る与那覇。スウェイでパンチを避けるが辰吉の手数・精度が優る。
18:19 辰吉が上下に打ち分け。与那覇はスウェイでかわす。第1R終了。
18:17 距離を測る両者。辰吉の左フックが度々ヒット。辰吉に流れ。
18:16 第1R開始。
18:10 54.5kg契約8回戦:与那覇勇気(日本バンタム級10位、真正) vs. 辰吉寿以輝(大阪帝拳)。辰吉から入場。父・丈一郎もリングサイドに。
18:00 配信開始。配信向けに元WBA世界ミドル級王者・村田諒太氏が各試合の見どころを解説。
17:30 18:00からAmazonプライムビデオでの配信開始。オープニングバウトは与那覇 vs. 辰吉。
見どころ
ライトフライ級で圧倒的な強さを見せ、自身15度目の世界戦を迎える寺地拳四朗は、刺激を受ける井上尚弥同様にアンディスピューテッド王者を目指しているが、様々な問題から足踏み状態が続いている。WBAからの指名王座戦となった今回の防衛戦に勝利した暁には、引き続き4団体統一を目指すか、新たな挑戦にかじを切るかの岐路に立つ。
関連記事: 【ボクシング】寺地インタビュー|目標は今も4団体統一王者、もし無理ならロドリゲス戦のためフライ級転向も
一方、挑戦者カルロス・カニサレスは、2018年に小西伶弥を破って空位のWBA世界ライトフライ級レギュラー王座を獲得した元王者。直近の試合では昨年6月にダニエル・マテリョンを下し、寺地への挑戦権を手にした。不利の下馬評のなか大番狂わせを起こせるか。
セミファイナルでは、那須川天心がボクシング転向第3戦目となる、ルイス・ロブレス戦に挑む。伝説的名伯楽『ナチョ』イグナシオ・ベリスタインの薫陶を受けるロブレス相手に、「KOする詐欺」卒業を意気込み、3度目の正直のKO勝利を狙う。
関連記事:【ボクシング】リング誌元編集人も期待|那須川天心に必要なのは着実な経験
さらにWBA世界フライ級タイトルマッチは、2018年から王座に君臨するウクライナの古兵アルテム・ダラキアンにユーリ阿久井政悟が挑む。岡山県所在のジム所属として初の世界王者となるか?
元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎の次男・寿以輝は、天心のボクシング転向デビュー戦の相手を務めた与那覇勇気と対決。肉弾戦が期待される。
大会概要(日程・メインイベント・会場)
- 大会名:Prime Video Presents Live Boxing 6
- 試合時刻:2024年1月23日(火)
- 18:00配信開始で与那覇 vs. 辰吉から中継がスタート。およそ1時間刻みでの試合進行で、メインイベントは21:00頃リングイン見込み
※上記の時間は、すべて当日の大会・試合進行次第で前後する。
- 18:00配信開始で与那覇 vs. 辰吉から中継がスタート。およそ1時間刻みでの試合進行で、メインイベントは21:00頃リングイン見込み
- 会場:エディオンアリーナ大阪/大阪府立体育会館(大阪府大阪市難波区、最大収容人数 8000人)
放送予定(テレビ中継・インターネット配信)
この試合は、Amazonのビデオストリーミングサービス「Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)」で独占ライブ配信される。Amazonプライム会員であれば追加料金なしで視聴が可能。見逃し配信もライブ配信後試合別に配信される。
Amazonプライム会員の会費は月額600円(税込)または年額5900円(税込)。一定期間内にAmazonプライム会員になったことがなければ、30日間の無料体験を利用して完全無料で視聴することも可能だ。
地上波・BS(WOWOW)・CS(スカパー!)でのテレビ放送および、スポーツ中継実績のあるインターネット配信サービスのDAZN(ダゾーン)、ABEMA(アベマ)、U-NEXT(ユーネクスト)、SPOTV NOW(スポティービーナウ)、Lemino(レミノ)等でのライブ配信予定はない。
放送・配信チャンネル
- テレビ地上波:なし
- テレビBS/CS:なし
- ネット:Amazon Prime Video
配信日時
2024年1月23日(火)18:00~
※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
寺地拳四朗の戦績・プロフィール
- 国籍:日本
- 誕生日:1992年1月6日(32歳)
- 身長:165cm
- リーチ:163cm
- 試合数:23
- 戦績:22勝1敗(14KO)
カルロス・カニサレスの戦績・プロフィール
- 国籍:ベネズエラ
- 誕生日:1993年3月11日(30歳)
- 身長:160cm
- リーチ:164cm
- 試合数:28
- 戦績:26勝1敗1分(19KO)
『Prime Video Presents Live Boxing 6』配信内全カード
- WBC/WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ:
- 寺地拳四朗(王者、BMB)vs. カルロス・カニサレス(ベネズエラ)
- 121ポンド(約54.8kg)契約8回戦:
- 那須川天心(帝拳) vs. ルイス・ロブレス(メキシコ)
- WBA世界フライ級タイトルマッチ:
- アルテム・ダラキアン(王者、ウクライナ)vs. ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
- 54.5kg契約8回戦:
- 与那覇勇気(日本バンタム級10位、真正) vs. 辰吉寿以輝(大阪帝拳)