【ボクシング】ジョシュアvsヘレニウス 日程・放送予定|8.13 ロンドン O2アリーナ

2023-08-11
読了時間 約3分
Matchroom Boxing

日本時間8月13日(日)、英国ロンドンでボクシングの元WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級統一王者アンソニー・ジョシュア vs. ロバート・ヘレニウスが行われる。

ここでは、この試合の日程、放送予定などをまとめる。

試合概要(日程・対戦カード)

  • 大会名:アンソニー・ジョシュア vs. ロバート・ヘレニウス
  • メインイベント:アンソニー・ジョシュア(英国) vs. ロバート・ヘレニウス(フィンランド)
  • 試合開始時刻:2023年8月13日(日)※当日の進行次第ながら午前6:30頃両者入場見込み
  • 会場:O2アリーナ(英国ロンドン)

対戦カード

  • ヘビー級:アンソニー・ジョシュア vs ロバート・ヘレニウス
  • ヘビー級:フィリップ・フルゴビッチ vs デムジー・マッキーン
  • ヘビー級:デレク・チソラ vs ジェラルド・ワシントン
  • ヘビー級:ジョニー・フィッシャー vs ハリー・アームストロング
  • ヘビー級:キャンベル・ハットン vs トム・アンセル
  • 女子スーパーフライ級:メイシー・ローズ・コートニー vs ジェマ・ルエッグ
  • ミドル級:ジョージ・リダード vs ラデク・ルーサル

放送予定(テレビ中継・インターネット配信)

この試合は、インターネット動画配信サービスのDAZN(ダゾーン)で独占ライブ中継される。

テレビ地上波・BSのWOWOW・CSのスカパー!、スポーツ配信実績のあるインターネット配信サービスのABEMA(アベマ)、U-NEXT(ユーネクスト)、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)、SPOTV NOW(スポティービーナウ)、Lemino(レミノ)等での配信予定はない。

放送・配信チャンネル

  • テレビ地上波:なし
  • テレビBS/CS:なし
  • ネット:DAZN

※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

見どころ

旧敵ディリアン・ホワイトのドーピング違反により、8月12日(日本時間13日朝)に予定されていたアンソニー・ジョシュアの試合は暗礁に乗り上げたが、プロモーターのMatchroom Boxingは、1週間前に元欧州王者ロバート・ヘレニウスを新たな対戦相手に抜擢した。

ロンドンのO2アリーナで行われるジョシュア vs. ヘレニウス(12回戦)と、デレック・チゾラらヘビー級ファイターが出場するアンダーカードは、『DAZN』で全世界に配信される。

2012年のロンドン五輪スーパーヘビー級金メダリストであるジョシュアは、プロ転向後の2016年にチャールズ・マーティンを下し、IBF世界ヘビー級王者となった。世界タイトル獲得はこれが最初だったが、これが最後ではなかった。『AJ』(ジョシュアの通称)は、空位のWBA王座決定戦でウラジミール・クリチコを、WBO王座戦でジョセフ・パーカーを下し、3団体統一に成功した。

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現在33歳のエリートパンチャーは、直近5試合で3勝2敗。2019年のアンディ・ルイス・ジュニアとの2連戦で大番狂わせの失態を犯し、再戦で王者の地位を取り戻したが、その後、クルーザー級アンディスピューテッド王者オレクサンドル・ウシクに敗れ、無冠となった。

ジョシュアは4月にジャーメイン・フランクリンに判定勝ちを収めて復活を遂げたが、さらなるビッグファイトのプランを維持するためには、ヘレニウスを越えなければならない。

今回のマッチアップについて、ジョシュアは「これはシナリオにはなかった」と漏らした。

「僕は(ホワイトの代役に決まった)ヘレニウスを尊敬しているし、元よりリングに上がる男女は誰でも尊敬しているよ。今、僕は勝つことに集中している。より大きく、より良い状態へと一歩一歩前進しているけど、今後のロードマップにはこんなチェックポイントがある。『□:土曜日の夜、最高の男が勝つ』ってね」

一方、2度の欧州ヘビー級王者に輝いたヘレニウスは、2008年プロデビューし、通算戦績32勝4敗(21KO)。ここ5試合で4勝1敗だ。2019年にジェラルド・ワシントンに敗れたあと、3連勝を続けたが、2022年10月に大きな挫折を味わった。

タイソン・フューリーとの第3戦に敗れて以来の復帰戦となる元WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダーに、まさかの1ラウンドKO負けを喫した。38歳のヘレニウスだけにいよいよキャリア終焉かと思われたが、諦めない『北欧の悪夢』は、8月5日、ミカ・ミロネンを3回TKOで下して再起を果たした。

そしてその再起戦からわずか一週間という期間で、元3団体統一王者ジョシュアと戦うチャンスを得た。39歳になったベテランは、かつて無名だったアンディ・ルイスが「世紀の番狂わせ」を起こしたように、この緊急登板で英国のスーパースターを撃破し、世界に衝撃を与えようとしている。

「アンソニー・ジョシュアと戦えることに興奮している。私はどんな挑戦にも即座に立ち向かう真のバイキングだ。このチャンスを逃すわけにはいかない。(この機会を)最大限に活用するつもりだ!」

※本記事は一部国際版記事(著者Daniel Yanofsky)から翻訳・抜粋し編集した記事となる。