10月7日(土)、東京・大田区体育館で『3150FIGHT vol.7』が開催され、重岡銀次朗のIBF世界ミニマム級団体内王座統一戦、兄・優大のWBC同級団体内統一戦、亀田和毅のIBF世界フェザー級2位決定戦が行われる。
ここでは、重岡兄弟のW世界戦と亀田のフェザー級転向初戦の日程、放送予定などをまとめる。
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試合概要(日程・注目対戦カード)
- 大会名:3150FIGHT vol.7
- 試合日程:2023年10月7日(土)
- メインイベント(第8試合):試合開始20:00〜20:30頃
- IBF世界フェザー級2位決定戦
亀田 和毅(IBF5位)vs レラト・ドラミニ(IBF8位)
- IBF世界フェザー級2位決定戦
- セミファイナル(第7試合):試合開始19:00〜19:30頃
- WBC世界ミニマム級王座統一戦
パンヤ・プラダブスリ(レギュラー王者)vs 重岡 優大(暫定王者)
- WBC世界ミニマム級王座統一戦
- 第5試合:試合開始16:30〜17:00頃
- IBF世界ミニマム級王座統一戦
ダニエル・バラダレス(レギュラー王者)vs 重岡 銀次朗(暫定王者)
- IBF世界ミニマム級王座統一戦
- 会場:大田区体育館(東京都大田区)
※上記の時間は、すべて当日の大会・試合進行次第で前後する。
放送予定(テレビ中継・インターネット配信)
『3150FIGHT vol.7』は、インターネット動画配信サービスのABEMA(アベマ)ボクシングチャンネルで全試合完全無料独占ライブ中継される。無料の見逃し視聴対象外となり、ライブ配信終了直後のアーカイブは、ABEMAプレミアム対象コンテンツとなる。
地上波・BS(WOWOW)・CS(スカパー!)でのテレビ放送および、スポーツ中継実績のあるインターネット配信サービスのDAZN(ダゾーン)、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)、U-NEXT(ユーネクスト)、SPOTV NOW(スポティービーナウ)、Lemino(レミノ)等でのライブ配信予定はない。
放送・配信チャンネル
- テレビ地上波:なし
- テレビBS/CS:なし
- ネット:ABEMAボクシングチャンネル
※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
見どころ
今年4月、重岡兄弟の兄・優大はウィルフレド・メンデスを下してWBC世界ミニマム級暫定王座を獲得。弟・銀次朗も同日、IBF同級暫定王座の防衛に成功したことで、兄弟で現役世界王者となった。10月7日の大田区体育館では、ともに暫定王者からレギュラー王者になるための試練の世界戦となる。
とくに銀次朗はこの日を待ちに待っていた。キャリア初の世界戦となった1月、IBF王者ダニエル・バラダレスに挑戦したが、偶発的バッティングによる負傷を主張する王者のアピールにより、無効試合という悪夢を味わった。当初は8月11日に団体内統一戦となる再戦が設定されたが、銀次朗の故障で延期になった。
晴れてバラダレスとの8か月越しの決着戦となるが、泥臭い戦術に持ち込まれれば、前回の二の舞いになりかねない。「KOしか狙っていない」という銀次朗がファンの溜飲を下げる勝利を成し遂げるか、それともバラダレスがそれを阻止するのか、注目となる。
セミファイナルとなった兄・優大は、WBCレギュラー王者パンヤ・プラダブスリとの団体内統一戦に臨む。32歳のプラダブスリは「ペッチマニー・CPフレッシュマート」「ペッチマニー・ゴーキャットジム」などの名前で知られる歴戦の猛者で、ボクシング40勝(24KO)1敗の戦績もさることながら、ムエタイでは200戦以上をこなした生粋のファイターだ。
WBC王座は4度の防衛に成功しており、元日本王者・田中教仁に対しては、昨年8月の初戦では判定勝ちだったが、今年6月のダイレクトリマッチでは8回TKOに沈めている。弟同様にKO勝ちを狙う優大だが、一筋縄ではいかない戦いになりそうだ。
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そして、重岡兄弟のダブル世界戦を押しのけて今大会のメインイベントを飾るのが、亀田和毅のフェザー級転向初戦となるIBF世界ランキング2位決定戦だ。
亀田はWBA世界スーパーバンタム級王座指名挑戦者の権利を持っていた。しかし、前WBA・IBF同級王者ムロジョン・アフマダリエフとの改めての挑戦者決定戦を行うことになり、それを回避する形でフェザー級転向を選んだ。
井上尚弥との対戦を標榜してきた亀田だが、先にフェザー級に転向して井上を待ち受けるという青写真を描いている。そのためにはまずは最短距離で挑戦権に近づくことだが、今回の2位決定戦はまさにそれだろう。
現在IBF同級ランク5位の亀田と同8位のレラト・ドラミニで空位の2位を争う。5月末に防衛戦を終えたIBF王者ルイス・ロペス・バルガスへの指名挑戦権は、現在同1位の阿部麗也が持っているが、元2階級世界王者として実力を示すことで挑戦者筆頭候補に名乗りあげたいところだ。
予定対戦カード
- 第1試合
:ミニマム級 8回戦
- アルアル・アンダレス(フィリピン)vs ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)
- 第2試合
:スーパーフライ級 8回戦
- アナンタチャイ・ドゥウォンヤイ(タイ)vs 野上 翔(RK蒲田)
- 第3試合
:スーパーフライ級 8回戦
- 政所 椋(KWORLD3)vs 吉田 京太郎(ワタナベ)
- 第4試合
:スーパーフライ級 8回戦
- 花田 颯(KWORLD3)vs レネ・ビビアーノ(メキシコ)
- 第5試合
:IBF世界ミニマム級王座統一戦 12回戦
- ダニエル・バラダレス(レギュラー王者、メキシコ)vs 重岡 銀次朗(暫定王者、ワタナベ)
- 第6試合
:ヘビー級8回戦
- 但馬 ミツロ(KWORLD3)vs ウィリアムス・オカンドー(ベネズエラ)
- 第7試合
:WBC世界ミニマム級王座統一戦 12回戦
- パンヤ・プラダブスリ(レギュラー王者、タイ)vs 重岡 優大(暫定王者、ワタナベ)
- 第8試合(メインイベント):IBF世界フェザー級2位決定戦 12回戦
- 亀田 和毅(IBF5位、TMK)vs レラト・ドラミニ(IBF8位、南アフリカ)
※上記カードは大会運営の都合や選手の体調などで変更される場合がある。
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