渡邊雄太がアンゴラ戦で右足首を負傷 ホーバス日本代表HC「軽い捻挫」

2023-08-15
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(Reo Onishi)

8月15日、東京都の有明アリーナにてバスケットボール男子日本代表の国際強化試合として、アンゴラ代表との試合が行われ、日本代表が75-65で勝利した。しかし、前半に渡邊雄太が右足首を負傷し退場するアクシデントがあった。

第2クォーター残り3分30秒辺り、日本が23-31と追う展開で渡邊がトップからドライブを仕掛けた際に負傷し、そのまま床へと倒れ込んだ。立ち上がると、ベンチに戻るのではなく真っ先にロッカールームへと下がっていった。

フェニックス・サンズに所属する渡邊は日本代表唯一のNBA選手としての活躍が期待がされる選手であるだけに、会場全体に緊張感の走る場面となった。

(Reo Onishi)

試合は渡邊の離脱、復帰したばかりのジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)の出場制限などもあり、前半に苦戦を強いられたものの、後半になって立て直しを見せた日本が勢いを見せ、逆転勝利を納めた。

ハーフタイム明けには姿を見せなかった渡邊だったが、後半途中に右足首をテーピングしサンダルを履いた状態でベンチに戻り、笑顔でチームメイトに声をかける姿が見られた。

試合後のインタビューで、トム・ホーバス日本代表ヘッドコーチは渡邊の状態について「軽い捻挫です」と言及した。病院に行くほどではないが、おそらくフランス代表との試合には出場しないだろうと明かした。

状況によっては25日のFIBAバスケットボール・ワールドカップ初戦となるドイツ戦が渡邊にとって次の試合になる可能性もあるが、ホーバスHCは19日に行われるスロベニア代表との強化試合でプレイできることを期待していると話した。