WBC2023・1次ラウンド予想丨キューバ、台湾等プールAのオッズ・海外の評価・勢力図は?

2023-03-08
読了時間 約4分
(C)Getty Images

3月8日に開幕する野球世界一決定戦「2023 World Baseball Classic(WBC)」。20チームが出場する1次ラウンドは、5チームずつ4つのプールに分かれて行われる。

プールAは台湾の台中コンチネンタル野球場で開催される。このプールAを通過した2チームが、東京ドームで行われる準々決勝ラウンドで日本代表・侍ジャパンが入るプールBの突破チームと対戦。ここではプールAを展望する。

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■1次ラウンド予想・プールAオッズ一覧

※オッズは『遊雅堂』を参照

※3月1日時点

1次リーグ突破チームのオッズ(上位2チーム)

キューバ:1.36
オランダ:1.61
イタリア:2.30
チャイニーズ・タイペイ:3.75
パナマ:5.50

首位チームのオッズ

キューバ:2.10
オランダ:3.50
イタリア:6.50
チャイニーズ・タイペイ:8.00
パナマ:10.00

■チャイニーズ・タイペイ代表の予想・評価

プールAの開催地であるチャイニーズ・タイペイ代表。WBSC(世界野球ソフトボール連盟)世界ランキングは日本に次ぐ2位となっている。

WBCは今回で5回目の開催になるが、チャイニーズ・タイペイは全大会に出場。過去4大会ではベスト4以上に進んだことはなく、2013年の第3回大会での2次ラウンド敗退が最高成績となっている。

今回の代表には日本球界でプレーする選手も選出されている。1人目の注目選手は、北海道日本ハム・ファイターズ所属の外野手・王柏融(ワン・ボーロン)。持ち味はなんといってもその打力。母国のLamigoモンキーズ時代の2016年には、シーズン打率.414をマークし新人王とMVPに選出された。翌2017年には打率.407、31本塁打、101打点でリーグ史上初の三冠王に輝いた。

2019年から日本ハムでプレー。NPBではLamigo時代ほどの成績を残せていないものの、WBCではチャイニーズ・タイペイの主軸として期待される。

もう1人は埼玉西武ライオンズ所属の内野手・呉念庭(ウー・ネンティン)。高校時代に日本へ留学し、大学を経て2015年のドラフト会議で西武から7位指名をプロ入りした。そのため台湾球界でのプレー経験はない。

1年目から一軍で試合に出場していたが、2021年に130試合と出場機会をお菊伸ばした。特徴は勝負強いバッティングと、内野の全ポジションとレフトを守ることができるユーティリティー性だ。

投手では東北楽天ゴールデンイーグルスの宋家豪(ソン・チャーホウ)が選ばれている。大学卒業後に楽天と育成契約を結び入団。2017年から支配下登録されている。

楽天では最速156kmの直球と変化球を武器にセットアッパーとして活躍。また2021念にはシーズン途中からクローザーを務め、7セーブを記録している。

■キューバ代表の予想・評価

このグループの注目と言えるのが、世界ランキング8位のキューバ代表。2006年の第1回大会では準優勝となったが、ここ3大会は2次リーグ敗退と結果を残せていない。だが今回のWBCには亡命選手が初参加となり、戦力アップが見込まれる。

注目はMLB組の2人。ともにシカゴ・ホワイトソックス所属のルイス・ロベルト外野手とヨアン・モンカダ内野手だ。その他マイナーリーグ所属選手も複数選出。日本ハムのアリエル・マルティネス、2022年まで福岡ソフトバンクホークスに所属していたジュリスベル・グラシアル、アルフレド・デスパイネらも出場する。

さらにキューバにもNPB所属選手がいる。投手では中日ドラゴンズのライデル・マルティネス、ジャリエル・ロドリゲス、フランク・アルバレス、ソフトバンクのリバン・モイネロだ。

ライデル・マルティネスはクローザー、ジャリエル・ロドリゲスはセットアッパーとして2022年中日の「勝利の方程式」を担った。リバン・モイネロもソフトバンクのリリーフエース。最速158kmの直球と大きな変化球が武器のサウスポーだ。ブルペン陣の厚さはNPBでも証明済みで、先発投手の出来がカギを握りそうだ。

■オランダ代表の予想・評価

ヨーロッパ野球界ではトップを走るオランダ代表。世界ランキングは7位で、WBCでも2大会連続ベスト4と結果を残している。

オランダは本土ではなく、キュラソー島出身選手が多い。元東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティン、MLBサンディエゴ・パドレスのザンダー・ボガーツら強力な野手陣が武器のチーム。このプール内でも屈指の攻撃陣を誇る。

■パナマ代表の予想・評価

2009年の第2回大会以来の出場となるパナマ代表の世界ランキングは12位。今回はWBC本大会初勝利を狙う。

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MLB通算セーブ記録保持者のマリアノ・リベラらを輩出しているパナマ。今大会メンバーには投手のハイメ・バリア(エンゼルス)、野手ではクリスチャン・ベタンコート(タンパベイ・レイズ)らが選ばれている。

■イタリア代表の予想・評価

イタリア代表は世界ランキング16位でプールAではやや格下の位置づけとなるが、第1回大会から5大会連続でのWBC出場となる。

また今大会にはMLB所属選手も多く出場し、侮れない存在だ。日本代表・大谷翔平とロサンゼルス・エンゼルスでチームメイトのデビッド・フレッチャー、弟のドミニク・フレッチャー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)らが出場。投手ではMLB通算50勝のマット・ハービー(ボルチモア・オリオールズ)が名を連ねている。

■プールA勢力図まとめ

各プール上位2チームが準々決勝ラウンドに通過する1次リーグ。プールAは投打にタレントを抱えるキューバの力がやや抜けているが、混戦の傾向が強そうだ。

キューバに続くのがヨーロッパ勢。オランダは強力な打撃陣が特徴のチームで、先制点を奪いリードする展開で試合を運べるかがポイントになりそう。5大会連続出場のイタリア、3大会ぶりのパナマも1次リーグ突破を狙う。チャイニーズ・タイペイはややチーム力では劣るものの、地の利を活かし東京行きの切符を掴みたい。

プールAの突破チームは、準々決勝ラウンドで日本のプールBの上位2チームと対戦。また各チームのメンバーには日本球界経験者が名を連ねており、日本のファンにとっても注目のプールとなるだろう。


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