星稜高出身のプロ野球選手一覧、2024年チームの注目選手・戦績は?|高校野球

2024-07-31
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時事通信

春16回、夏22回の甲子園出場を誇る星稜高。松井秀喜氏や奥川恭伸など同校出身のプロ野球選手や、2024年度のチームの注目選手、戦績などについて紹介する。


■星稜高出身のプロ野球選手一覧

※NPBのみ
※ドラフト制(1965年)以降

選手名 卒業年度 球団 プロ入り年・順位(経歴)
小松辰雄 1977 中日 1977年2位
北安博 1979 大洋 1979年4位
若狭徹 1980 中日 1980年ドラフト外
音重鎮 1981 中日 1987年5位(名古屋商科大、新日本製鉄名古屋)
湯上谷竑志 1984 南海 1984年2位
鈴木望 1985 巨人 1989年5位(駒澤大)
村田勝喜 1987 南海 1987年6位
村松有人 1990 ダイエー 1990年6位
松井秀喜 1992 巨人 1992年1位
山本省吾 1996 近鉄 2000年1位(逆指名/慶應義塾大)
辻武史 1997 ダイエー 1997年5位
北野良栄 2001 ダイエー 2001年5巡目
高木京介 2007 巨人 2011年4位(國學院大)
島内宏明 2007 楽天 2011年6位(明治大)
西川健太郎 2011 中日 2011年2位
岩下大輝 2014 ロッテ 2014年3位
森山恵佑 2012 日本ハム 2016年4位(専修大)
北村拓己 2013 巨人 2017年4位(亜細亜大)
奥川恭伸 2019 ヤクルト 2019年1位
山瀬慎之助 2019 巨人 2019年5位
内山壮真 2020 ヤクルト 2020年3位
武内涼太 2023 ロッテ 2023年育成1位

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■2024年度星稜高の注目選手

昨秋明治神宮大会を制し、春のセンバツでもベスト4に進出。今年の夏の甲子園では優勝の期待がかかる星稜高。ここでは佐宗翼、芦硲晃太、能美誠也をピックアップ。

佐宗翼(さそう・つばさ)

最速143キロを誇る左腕投手。1年夏から甲子園のマウンドを経験。2年夏の石川大会では5試合中4試合に登板し、優勝に貢献。同夏の甲子園でもリリーフで4.2回を無失点に抑える好投を見せた。

秋からはエースの座を掴み、32年ぶりとなる明治神宮大会優勝、春のセンバツでも過去最高のベスト4進出へと導いた。星稜中3年時にも春、夏の全国大会を制するなど、全国舞台での経験が豊富な絶対エースだ。

芦硲晃太(あしさこ・こうた)

抜群のキャプテンシーを発揮してチームを牽引する主将。打者としても主に3番を任され、明治神宮大会の準決勝では本塁打を含む6打点を挙げる活躍を見せた。長打力と機動力を併せ持つ好打者。

父の太輔さんは天理高で春のセンバツ優勝を経験している。

能美誠也(のみ・せいや)

1年生だった昨秋、捕手のレギュラーを掴むと、公式戦12試合で打率.355(31打数11安打)、1本塁打、12打点をマークし、明治神宮大会優勝に大きく貢献。新チーム当初は9番だったが、北信越大会からは6番を任されるようになった。2年生ながら、早くもプロの注目を浴びる存在だ。

■星稜高を指導する山下智将監督

山下智将(やました・ともまさ)

1981年8月17日生まれ。前監督である山下智茂氏の長男。星稜高では父・智茂氏とともに2年夏の甲子園に出場。3年時には主将を務めた。

専修大では準硬式野球部でプレーし、国士舘大学大学院在籍中に専大付高のコーチを務め、2011年から母校に戻り、副部長、部長を歴任。2023年4月から監督に就任し、2季連続で甲子園出場を果たしている。

部長、監督として奥川恭伸(ヤクルト)、山瀬慎之助(巨人)、内山壮真(ヤクルト)、武内涼太(ロッテ)らを育てた。

■2024年度星稜高の公式戦成績(23年秋~)

2023年

秋季石川大会:優勝

  • 2回戦:金沢龍谷高(6-2)
  • 3回戦:大聖寺実高(12-0)
  • 準々決勝:金沢高(8-1)
  • 準決勝:金沢学院大付高(5-3)
  • 決勝:日本航空石川高(6-5)

秋季北信越大会:優勝

  • 1回戦:松商学園高(9-3)
  • 準々決勝:敦賀高(10-0)
  • 準決勝:北陸高(6-1)
  • 決勝:敦賀気比高(1-0)

明治神宮大会:優勝

  • 1回戦:広陵高(7-6)
  • 準々決勝:青森山田高(3-2)
  • 準決勝:豊川高(15-3)
  • 決勝:作新学院高(3-1)

2024年

春のセンバツ:ベスト4

  • 1回戦:田辺高(4-2)
  • 2回戦:八戸学院光星高(3-2)
  • 準々決勝:阿南光高(5-0)
  • 準決勝:健大高崎高(4-5)

春季石川大会:優勝

  • 2回戦:門前高(4-2)
  • 3回戦:小松明峰高(7-0))
  • 準々決勝:小松商高(8-5)
  • 準決勝:小松大谷高(2-1)
  • 決勝:日本航空石川高(3-0)

春季北信越大会:ベスト4

  • 1回戦:富山商高(4-1)
  • 準決勝:東京都市大塩尻高(7-9)

夏の石川大会:準優勝

  • 2回戦:津幡(8-1)
  • 3回戦:大聖寺実(12-1)
  • 準々決勝:遊学館(6-5)
  • 準決勝:金沢学院大付(6-0)
  • 決勝:小松大谷(0-5)