日本時間2月28日(現地27日)、MLBスプリングキャンプで、ロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・ホワイトソックスの試合がキャメルバックランチ(アリゾナ州)で行われ、ドジャースがホワイトソックスに9-6で勝利した。
大谷翔平のドジャースデビューとなった試合は、ベッツとフリーマンも出場し、MVPトリオ揃い踏みとなった。
試合は、初回にヒメネスがセンターオーバーのタイムリー2ベースヒットで,ホワイトソックスが先制する。ドジャースも3回0アウト1、3塁から、大谷翔平のダブルプレーの間に3塁ランナーが生還し、すぐさま同点に追いつく。しかし、4回にデヨングの3ランホームランを浴び、ホワイトソックスに再びリードを許す。
そして、5回2アウト2塁の場面で迎えた大谷翔平の第3打席。元エンジェルス同僚レオンから、大谷翔平が左中間へと運ぶ2ランホームランを放ち、4-3と点差を1点差まで縮める。この回で、大谷翔平などの主力メンバーはベンチに下がった。
その後、モンゴメリーの犠牲フライで、ホワイトソックスに2点差まで広げられるも、7回にドジャースが連続タイムリーで同点に。さらに、8回にはオーキーの3ランホームランなどで、一挙4得点を奪い、ドジャースが勝ち越しに成功する。9回にウィルソンが1失点するも、9-6とドジャースがホワイトソックスに勝利した。
「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は3打数、1安打、1本塁打、2打点と177日ぶりの実戦で、鮮烈なドジャースデビューを飾った。試合前にはクラブハウスで、ファーストミットと外野用グラブの感触を確かめる場面も見られた。
次戦、ドジャースは29日(現地28日)の午前5時05分から、キャメルバックランチ(アリゾナ州)にてテキサス・レンジャースと試合を行う。山本由伸投手が先発予定となっている。