2024年春のセンバツで初優勝を飾った高崎健康福祉大学高崎高校（以下、健大高崎高）からは、過去にNPBプレーヤーが複数名輩出されている。同校出身のドラフト指名選手、2024年度のチームの注目選手、戦績などについて紹介する。
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■健大高崎高校出身のドラフト指名選手一覧
※NPBのみ
| 名前 | 最終学年 | 経歴 |
|---|---|---|
| 三ツ間卓也 | 2010年度 | 健大高崎高→高千穂大→武蔵ヒートベアーズ→2015年中日育成3位 |
| 長坂拳弥 | 2012年度 | 健大高崎高→東北福祉大→2016年阪神7位 |
| 脇本直人 | 2014年度 | 健大高崎高→2014年ロッテ7位 |
| 柘植世那 | 2015年度 | 健大高崎高→ホンダ鈴鹿→2019年西武5位 |
| 湯浅大 | 2017年度 | 健大高崎高→2017年巨人8位 |
| 山下航汰 | 2018年度 | 健大高崎高→2018年巨人育成1位 |
| 是沢涼輔 | 2018年度 | 健大高崎高→法政大→2022年西武育成4位 |
| 下慎之介 | 2020年度 | 健大高崎高→2020年ヤクルト育成1位 |
| 清水叶人 | 2022年度 | 健大高崎高→2022年広島4位 |
■2024年度健大高崎高の注目選手
箱山遥人（はこやま・はると）
U-18日本代表候補合宿にも選出された右打ちの捕手。優勝を飾った2024年春のセンバツでは主将で「4番・捕手」として、打率.444（18打数8安打）、6打点とチームを牽引した。176センチと上背は高くないものの、パワフルなスイングでヒットを積み重ねる。
田中陽翔（たなか・はると）
ロッテ、ヤクルトでプレーした田中充氏を父に持つ遊撃手。1年時に右膝の手術を受けたが見事に復帰した。春のセンバツでは「2番・遊撃」として打率.350（20打数7安打）、3打点と活躍した。
■健大高崎高を指導する青栁博文監督について
青栁博文（あおやぎ・ひろふみ）
前橋商3年時に春の甲子園に出場し東北福祉大でもプレーした。同大を卒業後はクラブチームなどでプレーし、2002年4月から健大高崎の監督に就任した。
同校は2001年に男女共学化。翌2002年に創部しており青栁監督は初代監督となる。2011年夏に初めて甲子園に出場。これまでに春7回、夏3回に渡って甲子園へ導いた。2024年春のセンバツで初優勝。
※2024年春のセンバツ終了時点
■2024年度健大高崎高の公式戦成績（23年秋～）
2023年
秋季群馬大会：優勝
- 1回戦：前橋西・四ツ葉学園・玉村・中央中等・榛名・下仁田（21-0）
- 2回戦：利根商（4-0）
- 3回戦：館林（13-0）
- 準々決勝：桐生一（9-2）
- 準決勝：前橋育英（11-4）
- 決勝：明和県央（14-4）
秋季関東大会：ベスト4
- 1回戦：鹿島学園（7-5）
- 準々決勝：中央学院（4-3）
- 準決勝：山梨学院（2-3）
2024年
春のセンバツ：優勝
- 1回戦：学法石川（4-0）
- 2回戦：明豊（4-0）
- 準々決勝：山梨学院（6-1）
- 準決勝：星稜（5-4）
- 決勝：報徳学園（3-2）
春季群馬大会：優勝
- 2回戦：前橋東（8-1）
- 3回戦：高崎経済大付属（7-0）
- 準々決勝：渋川青翠（4-2）
- 準決勝：高崎商大付（7-0）
- 決勝：前橋商（4-3）
春季関東大会：ベスト8
- 2回戦：宇都宮商（10-0）
- 準々決勝：常総学院（5-6）
選手権群馬大会：優勝
- 2回戦：藤岡北（18-1）
- 3回戦：桐生第一（6-5）
- 準々決勝：高崎経済大付（19-3）
- 準決勝：前橋育英（9-8）
- 決勝：前橋商（5-1）