8月15日、第104回全国高校野球選手権大会（夏の甲子園）の第10日目が阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で行われた。
仙台育英（宮城）［5-4］明秀日立（茨城）
高松商（香川）［2-1］九州国際大付（福岡）
愛工大名電（愛知）［5-2］明豊（大分）
近江（滋賀）［7-1］海星（長崎）
仙台育英は2-4と2点ビハインドの7回、1死満塁のチャンスを作ると2つの押し出し四球と犠飛で3点を奪い逆転に成功。8回、9回を無失点に切り抜けた。明秀日立は2-1と1点リードの4回、武田一渓のソロ本塁打で1点を奪い突き放す。しかし7回に逆転を許しそのまま敗れた。
高松商は初回、山田一成の適時打で1点を先制。同点に追いつかれるも4回、井桜悠人の適時打で1点を勝ち越すことに成功する。投げては先発の渡辺和大が9回1失点完投で九州国際大付を封じ込めた。九州国際大付は0-1と1点ビハインドの2回、浅嶋大和の適時打で同点に追いつくも追加点を奪うことができなかった。
愛工大名電は2-1と1点リードの4回、石見颯真の適時打で1点を奪い3-1とリードを広げる。5回には市橋昂士の適時打などでさらに2点を追加。投げては先発の有馬伽久が9回2失点完投で明豊打線を封じ込めた。明豊は1-5と4点ビハインドの7回に1点を返すも及ばず。
近江は2-1と1点リードの7回、山田陽翔の満塁本塁打などで5点を奪い7-1と大きくリードを広げる。投げては山田が7回1失点の好投。8回からは星野世那が2回無失点。継投策で勝利した。海星は2回に先制するも逃げ切れず。