8月18日、第104回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)の第12日目、準々決勝4試合が阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われ、仙台育英、近江、下関国際、聖光学院がそれぞれ勝利し、ベスト4(準決勝)進出を決めた。
仙台育英(宮城)[6-2]愛工大名電(愛知)
近江(滋賀)[7-6]高松商(香川)
大阪桐蔭(大阪)[4-5]下関国際(山口)
聖光学院(福島)[10-5]九州学院(熊本)
仙台育英は初回、森蔵人の犠飛で1点を先制する。2回には橋本航河に適時打などで2点を追加。3回に2点、5回にも1点を加え6-0とリードを広げる。投げては斎藤蓉と古川翼の継投でリードを守りきった。愛工大名電は0-6と6点ビハインドから2点を返すも及ばず。
近江が接戦を制した。近江は5-6と1点ビハインドの7回、中瀬樹の適時打などで2点を奪い勝ち越しに成功する。投げては山田陽翔が8回途中6失点と苦しむも、2番手の星野世那がその後をしのぎ逃げ切った。高松商は浅野翔吾の本塁打などで6点を奪うも及ばなかった。
下関国際は3-4と1点ビハインドの9回、1死二、三塁のチャンスを作ると賀谷勇斗が2点適時打を放ち試合をひっくり返す。その裏を仲井慎が締め逃げきった。大阪桐蔭は初回、松尾汐恩の適時二塁打などで2点を先制する。その後もリードを奪うが、9回に逆転を許しそのまま敗れた。
聖光学院は1点を先制された直後の1回裏、三好元気の適時二塁打などで5点を奪い逆転に成功する。4回にも4点を奪い9-1とリードを大きく広げる。その後、追い上げられるも逃げ切った。九州学院は1-9と8点ビハインドの5回、馬場涼輔の適時打などで3点を返すも及ばず。
大会13日目となる準決勝2試合は、8月20日(土)に行われる予定だ。
第1試合 仙台育英 対 聖光学院
第2試合 近江 対 下関国際