【陸上】東京マラソン2023 結果・タイム:男子は山下一貴、其田健也が2時間5分台の快走で日本歴代10傑入り。女子は青森山田高出身のワンジルが世界歴代6位!

2023-03-06
読了時間 約8分
(©TOKYO MARATHON FOUNDATION)

東京マラソン2023が3月5日(日)に行われ、男子は2時間05分22秒で優勝したデソ・ゲルミサを筆頭にトップスリーをエチオピア勢が占めた。

一方で、総合7位で日本勢トップの山下一貴(三菱重工)が日本歴代3位の2時間05分51秒、同8位の其田健也(JR東日本)が日本歴代4位の2時間05分59秒と史上初めて同一レースで2時間5分台をマーク。大迫傑(Nike)は日本勢3番手の2時間06分13秒でパリ五輪代表選考会のマラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得。日本人4番手以降は、井上大仁(三菱重工)は2時間07分09秒(10位)、細谷恭平(黒崎播磨)は2時間08分10秒(14位)、小山直城(Honda)は2時間08分12秒(15位)と続き、小山もMGC出場権新規獲得者となった。

初マラソンに挑んだ大学生では、レース中盤まで先頭集団に付いた山野力(駒澤大4年)が2時間16分25秒で53位、嶋津雄大(創価大4年)が2時間16分50秒で54位だった。

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女子は青森山田高出身のローズマリー・ワンジル(ケニア)が世界歴代6位の2時間16分28秒で初優勝、日本勢トップは2時間21分44秒で総合6位に入った松田瑞生(ダイハツ)、2番手は移籍後初マラソンの細田あい(エディオン)が2時間22分08で7位に入った。

『スポーティングニュース』は、男子エリートレースを中心にライブ速報形式で東京マラソン2023の模様をお伝えした(タイムは速報値)。

トップ通過タイム(カッコ内は日本人トップ)

【男子】 5km14:43、10km29:22(細谷29:22)、15km4403(細谷44:04)、20km58:54(細谷58分56秒)、ハーフ1:02:08、25km1:13:45(其田1:13:46)、30km1:28:39(大迫、井上1:28:40)、35km1:43:47(山下)、40km1:58:54(山下1:59:10)、フィニッシュ2:05:22(山下2:05:51)

【女子】5km16分19秒、10km32:34(松田32:37)、15km48:32(松田49:06)、20km1:04:44(松田1:05:52)、ハーフ1:08:18(松田1:09:30)、25km1:21:07(松田1:22:44)、30km1:37:25(松田1:40:03)、35km1:53:11(松田1:57:14)、40km2:09:14(松田2:14:20)、フィニッシュ2:16:28(松田2:21:44)

レース経過・ハイライト

11:35 松田瑞生(ダイハツ)は2時間21分44秒で総合6位、細田あい(エディオン)は2時間22分08秒で総合7位に入った。

11:30 女子は青森山田高(青森)出身、昨季まで実業団のスターツに所属していたローズマリー・ワンジル(ケニア)が終盤独走で、世界歴代6位の2時間16分28秒で優勝。日本人トップは40km過ぎで松田瑞生(ダイハツ)、16秒遅れで細田あい(エディオン)が追う。

11:20 優勝争いは42km地点で3人。最後の100mの直線での争いで、デソ・ゲルミサ(エチオピア)が2時間05分22秒で優勝。トップスリーはエチオピア勢が独占。日本勢は総合7位の山下一貴(三菱重工)が日本歴代3位の2時間05分51秒、8位の其田健也(JR東日本)が同4位の2時間05分59秒、9位の大迫傑(Nike)が2時間06分13秒と続いた。大迫はマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得。

11:13 其田健也(JR東日本)が大迫傑(Nike)を交わし日本人2番手に。

11:11 41km手前、山下一貴(三菱重工)が大迫傑(Nike)との差を広げる。其田健也(JR東日本)は大迫を追う。

11:09 40km通過で山下一貴(三菱重工)が少し出る。大迫傑(Nike)が右腹押さえる。差し込みか?

11:06 男子は39km通過。先頭集団は6人。7位グループに4人で山下一貴(三菱重工)、大迫傑(Nike)が並走、其田健也(JR東日本)も粘る。3人とも2時間5分台ペース。残り3kmで1時間56分35秒で通過。先頭集団もペースを落とし、ラスト勝負か?

11:02 先頭集団は5人。1人間に入れて、100m近く離れて山下一貴(三菱重工)、大迫傑(Nike)が競り合い、其田健也(JR東日本)が続く。

11:00 男子は37km過ぎで海外勢が一気にペースアップ。日本人3人は後方に。

10:58 土方英和(旭化成)は一度止まるも再び走り始める。2時間5分台ペースは維持か。

10:55 男子は35km通過。海外勢が集団前方に位置するもペースは上がらず。山下は給水後に再び先頭に。

10:52 女子は松田が30km通過。2時間20分台フィニッシュ想定とペースが落ちるもここから粘りたい。男子は1km3分00秒前後のペースと上がらず。山下を先頭に、海外勢も仕掛けどころを狙っている様子。井上大仁(三菱重工)は少し遅れ始める。

10:48 女子車いすはマニュエラ・シャー(スイス)が大会記録を3分以上更新する1時間36分43秒で優勝。

10:44 井上の三菱重工のチームメイト、山下一貴が集団の先頭に出る。井上と共闘か? 先頭集団は10人強で、大迫傑(Nike)、其田健也(JR東日本)は後方につける。大迫傑(Nike)、其田健也(JR東日本)は集団右側でレースを進める。

10:40 30kmでペースメーカーが外れると、井上大仁(三菱重工)が一気に先頭へ。

10:38 男子先頭集団は徐々に縦長となる。30km通過で大迫傑(Nike)、井上大仁(三菱重工)、其田健也(JR東日本)らはトップ集団につく。山野力(駒澤大)は遅れる。

10:36 男子車いすはレジェンド、マルセル・フグ(スイス)が1時間20分57秒と大会記録を約1分更新して優勝。

10:31 女子は日本の高校、実業団出身のローズマリー・ワンジル(ケニア)がペースメーカーの前に出る積極的な走りで25km地点をトップで通過。日本人トップの松田も2時間19分台ペースを維持。

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10:27 男子エントリー最速の持ちタイムを持つシサイ・レマ(エチオピア)が棄権した模様。

10:26 男子は細谷恭平(黒崎播磨)が少しペースを落とし集団の後方に。其田健也(JR東日本)が日本人トップ。

10:16 男子は24kmの門前仲町の折り返しで20人近い大集団は変わらず。日本記録(2時間04分56秒)更新ペースだが、後半の余力次第。

10:12 男子先頭集団はハーフ通過。1時間02分08秒で2時間4分台ペース。

10:07 女子先頭集団も雷門を通過。

10:02 男子は2時間3分台ペースの先頭集団に日本人選手が20人近く付く展開。浅草・雷門前を通過し、じき20km地点に。

15km通過地点で日本人トップは男子が細谷恭平(黒崎播磨)で44分04秒、女子が松田瑞生(ダイハツ)で49分06秒と共に日本記録更新ペース。

9:56 駒澤大4年の山野力は15km地点で44分05秒、2時間04分00秒ペースでレースを進める。

9:54 女子の先頭集団は海外勢で12-13kmを3分8秒のラップ。日本人トップの松田瑞生(ダイハツ)は先頭から100mほど離れた位置で、日本記録更新ペースを維持(2時間19分12秒)。

9:44 女子は10km通過で32分34秒。一山麻緒(資生堂)が先頭集団から遅れをとる。

9:41 女子は松田、一山が先頭で引っ張る。男子は7-8km2分54秒、8-9km2分59秒のペース。男子は秋葉原、中央通りを通過し10km通過は29分22秒を通過。2時間03分台ペースで、集団大きいままで進む。山野力(駒澤大)も集団につく。

9:32 男子は7km、女子は6km地点に。飯田橋近辺を通過中。女子は6-7kmを3分24秒とペースが落ち着く。

9:29 大迫傑(Nike)、設楽悠太(Honda)、井上大仁(三菱重工)らは先頭集団の中盤につける。6kmまでの1kmは2分49秒とペースが上がる。

9:25 5km通過。男子先頭集団は14分43秒で通過。順調なペースで進み、細谷恭平(黒崎播磨)はスペシャルドリンクを取り損ねた模様。女子は16分19秒で通過。

9:23 女子は順調にペース4km13分01秒で通過。松田瑞生(ダイハツ)、一山麻緒(資生堂)はペースメーカーにピッタリとつく。

9:20 男子は4km通過で11分56秒。最初の5kmは下り基調のコース。設楽以外では細谷恭平(黒崎播磨)も前方でレースを展開。大迫傑(Nike)はいつも通り集団後方につける。

9:17 男子は最初の1km2分56秒で通過。新宿西口通過し2km通過は5分57秒。日本勢は2018年大会で日本新記録を樹立した設楽悠太(Honda)らが先頭集団前方でレースを進める。

9:12 気象条件:曇り、気温8.8度、湿度43%、北の風2.0m/秒。ペースメーカーは男子1km2分57秒(2時間04分29秒フィニッシュ想定)、女子は1km3分17秒(2時間18分32秒フィニッシュ想定)。

9:10 エリートレースがスタート。男子は大迫傑(Nike)、細谷恭平(黒崎播磨)、土方英和(旭化成)、女子は松田瑞生(ダイハツ)、一山麻緒(資生堂)らが海外勢にどこまで迫るか。続いて一般ランナーも順次スタートを切り、一般ランナーは約3万8000人(うち海外からは1万2000人)が参加。

9:05 東京都庁前から車いすマラソンがスタート。


以下はレース前時点の情報。

スタート日時

  • 2023年3月5日(日)9時05分スタート予定

コース(走路)概要

  • コース名:東京マラソンコース(日本陸上競技連盟・ワールドアスレティックス /AIMS公認コース) 
  • 距離:42.195km
  • 各地点:東京都庁~水道橋~上野広小路~神田~日本橋~浅草雷門~両国~門前仲町~銀座~田町~日比谷~東京 駅前・行幸通り
  • コースマップ

テレビ/ラジオ放送・ネット配信(中継)予定

テレビはフジテレビ系列で地上波、CSにわたり生放送。フジテレビ系列地上波では、関東ローカルで午前8時30分から、全国ネットで午前9時から放送開始予定となっている。CSのフジテレビNEXTでは車いすマラソンを生中継する予定だ。

インターネットではTVerでライブ配信(FODでは車いすは無料配信、男子、女子も配信予定)。ラジオではニッポン放送が実況中継を行う。

※試合開催・放送予定は主催者及び放送局の都合で変更になる場合があります。

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