ニューイヤー駅伝2024の日程・放送予定・出場チーム|第68回全日本実業団対抗駅伝競走大会

2023-12-31
読了時間 約8分
(Jiji Press)

新春・元旦の恒例イベント、第68回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝 in ぐんま)が2024年1月1日(月)、群馬県内で開催される。

ここではレースの日程や見どころ、放送予定(テレビ中継・インターネット配信)、出場チームに関する情報をまとめる。

大会概要

  • 大会名称:第68回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝 in ぐんま)
  • レース日程:2024年1月1日(月)9:15 スタート予定
  • その他の日程:2023年12月30日(土)13:30~監督会議(前橋ホテル)/2024年1月1日(月)15:00~表彰式(群馬県庁県民ホール)

コース

群馬県庁(前橋市)からスタートし、群馬県庁でフィニッシュする7区間・100.0kmのコース。2023年のコースから一部変更が加わり、2区が全区間で最長の21.9km、4区は7.8kmと短縮された。4区が外国人選手が出場可能な区間となっている。

  • 1区(12.3km):群馬県庁→高崎市役所
  • 2区(21.9km):高崎市役所→伊勢崎市役所
  • 3区(15.4km):伊勢崎市役所→三菱電機群馬製作所
  • 4区(7.8km):三菱電機群馬製作所→太田市役所
  • 5区(15.8km):太田市役所→桐生市役所
  • 6区(11.2km):桐生市役所→伊勢崎市西久保町
  • 7区(15.6km):伊勢崎市西久保町→群馬県庁

見どころ

2022、2023年と本大会を制し、史上7チーム目となる連覇を達成したHonda(ホンダ)は、MGCを制してパリ・オリンピック日本代表に内定している小山直城をはじめ、今年も充実した選手層の厚さを誇り、大会史上4チーム目となる三連覇に挑む。

対抗馬の筆頭と見られるのは、前年大会で2位とHondaの後塵を拝した富士通。昨年も今年も東日本大会ではそのHondaを破って1位通過しており、3年ぶりの王座奪還を狙う。そのほか、MGCに1チームで最多の7人(2人欠場)を送り込んだトヨタ自動車、九州予選を連覇した細谷恭平率いる黒崎播磨とMGC2位の赤崎暁を擁する九電工の九州勢も注目される。

また、過去2チームでニューイヤー駅伝出場を果たした高嶋哲監督の下、富士山の銘水が創部2年目にして初出場を勝ち取った山梨県勢初となる、平均年齢23.6歳の若いチームの走りにも注目が集まる。

今大会は一部コース変更が行われ、第2区間の距離が長くなり、第4区間が外国人選手を起用可能なインターナショナル区間へと変更された。これによって、レース序盤に訪れる21.9kmの第2区間は『日本人エース区間』になると想定され、優勝の行方を左右する重要な区間となることは間違いない。

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昨年初の駅伝挑戦で11人抜きの快走を見せた大迫傑(GMOインターネットグループ)はじめ、各チームで誰がこの第2区間に名乗りを上げてくるか、エースランナーたちの直接対決が大いに注目される。

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放送予定(テレビ・ラジオ中継・インターネット配信)

2024年のニューイヤー駅伝は、テレビ地上波のTBS系列で生中継が予定されている。BS/CS、ラジオ、インターネット等での放送・配信予定はない。

  • テレビ地上波:TBS系列(8:30~14:30予定)
  • テレビBS / CS放送:未定
  • ラジオ:未定
  • ネット:TVer

※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

出場チーム・参加資格

ニューイヤー駅伝は、2023年度日本実業団陸上競技連合に「企業チーム」として登録されたチームで、東日本・中部/北陸・関西・中国・九州の5つの地区予選を勝ち抜いた合計37チームによって争われる。

各連盟の出場枠

  • 東日本:12
  • 中部:7
  • 北陸:1
  • 関西:5
  • 中国:4
  • 九州:8

また、今大会は、2024年パリ・オリンピック代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)開催に伴う特例措置により、MGC出場権獲得者がいる予選会完走4チーム(コニカミノルタ、JR東日本、GMOインターネットグループ、大阪ガス)が追加の出場枠を得ている。

全日本実業団対抗駅伝競走大会 出場チーム

#=MGC特例措置による出場。

東日本(12+3)

富士通(4年連続33回目) 中村匠吾、松枝博輝、横手健、塩尻和也、坂東悠汰、浦野雄平、飯田貴之、椎野修羅、伊豫田達弥、小澤大輝、キメリ・ベナード、塩澤稀夕
Honda(40年連続41回目) 伊藤達彦、田口雅也、松村優樹、木村慎、小山直城、中山顕、青木涼真、川瀬翔矢、小袖英人、森凪也、丹所健、イェゴン・ヴィンセント
ロジスティード(12年連続12回目) 牟田祐樹、前田将太、小町昌矢、西嶋雄伸、小松陽平、横山徹、細谷翔馬、山谷昌也、富田峻平、四釜峻佑、藤本珠輝、ギデオン・ロノ
SUBARU(3年連続23回目) 小山司、口町亮、照井明人、 森田佳祐、梶谷瑠哉、清水歓太、鈴木勝彦、川田裕也、長田駿佑、キプランガット・ベンソン、小指卓也、真船恭輔
ヤクルト(11年連続44回目) 高宮祐樹、髙久龍、小椋裕介、武田凜太郎、スタンネリー・ワイザカ、奈良凌介、中村大聖、髙橋翔也、𠮷川洋次、鎌田航生、太田直希、宮坂大器
サンベルクス(4年連続6回目) 山下侑哉、岡本雄大、大津顕杜、髙木登志夫、折居卓哉、三田眞司、市山翼、渡邉奏太、市村朋樹、島﨑慎愛、諸星颯大、ギルバート・キプロティッチ
Kao (9年連続61回目) 青木優、矢野圭吾、平和真、物江雄利、長谷川柊、池田耀平、大畑怜士、杉山魁声、松岡竜矢、松本康汰、若林陽大、キサイサ・レダマ
コモディイイダ(5年連続5回目) 稲田翔威、梶原有高、金子晃裕、松村陣之助、ベナード・キマニ、横田佳介、工藤颯、市川繁貴、杉本将太、九嶋大雅、木田貴大、青木雄貴
プレス工業(4年ぶり12回目) 稲毛悠太、赤平大輔、小澤勇斗、滋野聖也、藤江千紘、橋本龍一、砂田晟弥、熊谷真澄、落合葵斗、ローレンス ・グレ、大川歩夢、坂本健悟
埼玉医大グループ(2年連続3回目) 内田健太、長山瑞季、畝歩夢、石綿宏人、木榑杏祐、松井尚希、吉田光汰、木山凌、中園慎太朗、川田啓仁、小島慎也、ワンブア・タイタス
富士山の銘水(初出場) 才記壮人、芹澤昭紀、竹内颯、坪井海門、湯本樹、小林竜也、佐藤颯、篠原楓、辻野大輝、吉村陸、吉本光希、キサルサク・エドウィン
NDソフト(3年ぶり3回目) 光武洋、竹内竜真、厚浦大地、前山晃太郎、大倉秀太、下條乃將、中野魁人、鈴木太基、澤藤響、ボニフェイス・ムルア、江口清洋、戸田夏輝
コニカミノルタ(39年連続49回目)# 蜂須賀源、大山憲明、米満怜、ジェームス・ムオキ、名取燎太、星岳、宮下隼人、川口慧、砂岡拓磨、島貫温太、柏優吾、廣澤優斗
JR東日本(6年連続18回目)# 片西景、米井翔也、竹井祐貴、黒川翔矢、其田健也、武藤健太、作田直也、作田将希、曽根雅文、中山雄太、横田俊吾、ムトゥク・デニス
GMOインターネットグループ(5年連続5回目)# 大迫傑、村山紘太、渡邉利典、下田裕太、森田歩希、吉田祐也、今江勇人、千明龍之佑、小野知大、嶋津雄大、岸本大紀、クロップ・ジャコブ

北陸(1)

YKK(32年連続34回目) 鈴木大貴、細森大輔、森山真伍、内田光、吉井龍太郎、小島優作、荻原陸斗、丸山幸輝、綱島辰弥、東山静也、金田龍心、ロロット・アンドリュー

中部(7)

トヨタ自動車(35年連続45回目) 大石港与、田中秀幸、服部勇馬、西山雄介、丸山竜也、野中優志、山藤篤司、太田智樹、佐藤敏也、内田隼太、田澤廉、 コリル・フェリックス
トヨタ紡績(27年連続27回目) 大池達也、西山凌平、聞谷賢人、河村知樹、小野田勇次、下史典、山田滉介、羽生拓矢、小野寺悠、服部大暉、西澤侑真、マル・イマニエル
愛三工業(23年連続23回目) 石川裕之、藤井寛之、中西玄気、鈴木洋平、東瑞基、富安央、西方大珠、藤井正斗、新家裕太郎、吉村聡介、フィレモン・キプラガット
愛知製鋼(2年連続39回目) 松村和樹、寺内將人、秋山清仁、住田優範、角出龍哉、内藤圭太、坂本佳太、山田泰史、吉原遼太郎、真砂春希、児玉悠輔、マチャリア・ディラング
中央発條(10年連続41回目) 吉岡幸輝、サイディムサイモン・ムシオ、冨田直樹、樋口大介、瀬戸祐希、米田智哉、浅岡満憲、橋本崚、町田康誠、穴澤友崇
NTN(3年連続59回目) 齋田直輝、坂田昌駿、辻野恭哉、峐下拓斗、小森稜太、水野裕司、源裕貴、横澤清己、宇留田竜希、谷口辰熙、ワンガリ・ピーター・キブイ
トーエネック(12年連続14回目) 河合代二、小山裕太、竹内大地、中西亮貴、河村一輝、髙畑祐樹、難波天、河合拓巳、野口雄大、蝦夷森章太、武川流以名、横山魁哉

関西(5+1)

NTT西日本(16年連続59回目) 小松巧弥、服部弾馬、一色恭志、大塚倭、湊谷春紀、松尾淳之介、石井優樹、小林歩、北﨑拓矢、櫛田佳希、松崎咲人、ダニエル・ディリツ
SGホールディングス(29年連続30回目) 佐藤悠基、橋爪孝安、村澤明伸、川端千都、鈴木塁人、三上嵩斗、千葉直輝、關颯人、橋本大輝、竹村拓真、近藤幸太郎、イマヌエル・キプチルチル
住友電工(7年連続10回目) 村本一樹、伊藤和麻、高田康暉、中村祐紀、田村和希、永山博基、阿部弘輝、西川雄一朗、岩見秀哉、加藤淳、吉田圭太、上田颯汰
大塚製薬(4年連続29回目) 松本葵、上門大祐、國行麗生、岩佐壱誠、清水颯大、相馬崇史、宮木快盛、橋本尚斗、三浦拓朗、金橋佳佑、千守倫央、岩佐一楽
大阪府警(2年ぶり11回目) 米田大輝、谷原先嘉、永信明人、源康介、藤山悠斗、比夫見将吾、川田信、大坂祐輝、沖見史哉
大阪ガス(2年連続11回目)# 廣瀨大貴、辻横浩輝、籔下響大、岩﨑祐也、坂東剛、辻村公佑、中村友哉、西研人、井上大輝、髙畑凌太、堀畑佳吾、目片将大

中国(4)

中国電力(32年連続32回目) 岡本直己、兼実省伍、藤川拓也、森宗渚、中島大就、山口和也、池田勘汰、大森太楽、菊地駿弥、三上雄太、清野太成、コスマス・ムワンギ
マツダ(22年連続59回目) 山本憲二、延藤潤、大隅裕介、寺西雅俊、向晃平、有馬圭哉、定方駿、原田宗広、及川瑠音、扇育、木山達哉、ディエマ・アイザック
中電工(28年連続28回目) 相葉直紀、二岡康平、畑中大輝、東優汰、岡原仁志、尾関大成、三ッ星翔、小林海葵、井上亮真、梶山林太郎、アモス・クルガト
JFEスチール(5年連続47回目) 斉藤翔太、岩田拓海、風岡永吉、大森樹、川平浩之、上坂優太、岩崎大洋、兒玉陸斗、寺嶌 渓一、腰塚遥人、大野陽人、キプランガット・ダン

九州(8)

黒崎播磨(13年連続36回目) 吉元真司、細谷恭平、土井大輔、田村友佑、長倉奨美、小田部真也、中村優吾、井手翔琉、福谷颯太、前田義弘、田村友伸、シトニック・キプロノ
旭化成(38年連続61回目) 鎧坂哲哉、市田孝、大六野秀畝、村山謙太、相澤晃、齋藤椋、手嶋杏丞、鈴木聖人、井川龍人、葛西潤、長嶋幸宝、エドウィン・キプケモイ
トヨタ自動車九州(15年連続22回目) 今井篤弥、藤曲寛人、大城義己、右田綺羅、志水佑守、山口賢助、牧瀬圭斗、緒方貴典、横田玖磨、河野琉威、出口凜太郎、アントニー・マイナ
九電工(49年連続55回目) 東遊馬、中村信一郎、大塚祥平、住吉秀昭、福本真大、赤﨑暁、木付琳、吉岡智輝、ベナード・コエチ、山野力、西久保遼、平駿介
安川電機(34年連続46回目) 大畑和真、古賀淳紫、加藤風磨、岡田浩平、鈴木雄太、新郷幸聖、合田椋、漆畑瑠人、佐藤俊輔、鈴木創士、笠原大輔、マゴマ・ベヌエル・モゲニ
三菱重工(15年連続28回目) 的野遼大、定方俊樹、目良隼人、井上大仁、江島崚太、山下一貴、林田洋翔、吉岡遼人、栗原卓也、近藤亮太、松倉唯斗、キプラガット・エマヌエル
ひらまつ病院(3年ぶり5回目) 上田結也、栃木渡、永戸聖、荻久保寛也、福田穣、上村直也、松本凜太郎、片山拓海、飯野汰一、小林史弥、イェネブロ・ビヤゼン、金子元気
西鉄(3年連続20回目) 久保和馬、甲斐翔太、古賀裕樹、和田照也、河東寛大、津田将希、ニクソン・レシア、伊東大暉、島﨑昇汰、太田黒卓、設楽悠太、設楽啓太