2日、東京・大手町からスタートした第95回箱根駅伝の往路は、東洋大学が5時間26分31秒の往路新記録で2連覇となった。
東洋は1区で2年生の西山和弥が2年連続区間賞でトップ。2区終盤では山本修二が国士舘大のライモイ・ヴィンセントに抜かれるものの、3区序盤で吉川洋次が再びトップに。終盤では青山学院大学に抜かれるが、4区で相澤晃が1時間54秒の区間新記録で再び首位に立った。5区では田中龍誠がそのまま首位を維持し、テープを切った。
2位は東海大学。5位から入った3区序盤で西川雄一朗が2位に。4区にたすきをつなぐタイミングで4位となったが、館沢亨次が2位に押し上げた。そのまま5区の西田壮志が首位東洋と1分13秒差の2位でゴールした。
大会5連覇が期待されている青山学院大学は、3区で森田歩希が7人抜きの2位まで浮上。そのまま東洋も抜き、1時間1分26秒の区間新記録で首位に。しかし5区で竹石尚人が7位まで後退。下りでペースを上げたものの、首位とは5分30秒差の6位でゴールした。
往路の順位(10位まで)は以下の通り。
1 東洋大学
2 東海大学
3 國學院大学
4 駒澤大学
5 法政大学
6 青山学院大学
7 順天堂大学
8 拓殖大学
9 帝京大学
10 中央学院大学
復路は3日、箱根町を午前8時にスタートする。