【3分でわかる先週のプロ野球】ソフトバンクが連覇達成!中日・根尾は仮契約1番乗り!

2018-11-06
読了時間 約2分

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日本シリーズで福岡ソフトバンクホークスと広島東洋カープが戦っている間も、各球団は来シーズンへ向け戦力外通告、新外国人選手の補強とチーム編成は進んでいる。また、ドラフトで指名した選手に対しての指名挨拶、仮契約の締結もスタートした。


★ポイント1:ソフトバンクが日本シリーズ連覇達成!MVPは甲斐拓也!

11月3日、福岡ソフトバンクホークスが広島東洋カープを下し、2年連続となる日本一を達成した。ソフトバンクは敵地でのシリーズ開幕2連戦で勝ち星を挙げられなかったものの、3戦目に本拠地・ヤフオクドームへ戻るとそこから4連勝。4勝1敗1分で広島を退け、昨シーズン王者の強さを見せつけた。

なかでも光ったのはMVPに選出された甲斐拓也だ。第1戦から6連続で盗塁阻止を決め、日本シリーズ記録を樹立。セ・リーグトップの95盗塁を誇る広島の足を完全に封じ込め、チームに勢いをもたらした。捕手がMVPを受賞するのは2009年の読売ジャイアンツ・阿部慎之助以来9年ぶりとなっている。

また、今シーズン限りで現役引退を表明している新井貴浩(広島)はシリーズ最終戦となった第6戦に登場。8回裏に代打の打席に立ち、遊撃ゴロに倒れた。惜しくも日本一を達成しての引退は叶わなかったが、最高の舞台が最後の試合となったのは感慨深いだろう。

★ポイント2:根尾が仮契約1番乗り、藤原は2・1に紅白戦デビュー予定

11月4日、12球団の全選手に先駆けて根尾昂(大阪桐蔭高)が中日ドラゴンズと仮契約を結んだ。根尾は夏の甲子園で大きな注目を集め、ドラフト会議では4球団競合の末、中日ドラゴンズが交渉権を獲得した。愛読書として紹介された本は重版となるなど、“根尾フィーバー”は留まることを知らない。

仮契約後のインタビューで根尾は遊撃手一本で勝負することを宣言。与田剛監督が昨シーズンの新人王でもある京田陽太に二塁へのコンバートを打診するほど、遊撃手としてかかる期待は大きい。ただし、京田はすんなりと首を縦に振ることはなく、来春のキャンプからは定位置をめぐる競争が起こりそうだ。

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また、根尾と同じくドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに指名された藤原恭大は、春季キャンプ初日の2月1日が実戦デビューとなりそうだ。井口資仁監督が指名挨拶で大阪桐蔭高を訪れた際に、キャンプ初日での起用を明言している。

ロッテは今年の開幕戦も藤岡裕大、菅野剛と二人の新人がオーダーに名を連ねていた。結果を残せば、藤原にも開幕デビューの十分チャンスはある。紅白戦でアピールを重ねていきたい。

★ポイント3:来シーズンへ着々と!戦力外通告にトレード、オリックスは新外国人獲得

日本シリーズ連覇から一夜明けた11月4日、ソフトバンクは8名もの選手に戦力外通告を出した。そのなかには沢村賞投手の攝津正、日米で中継ぎとして活躍した五十嵐亮太など、かつて一流の活躍を残した選手も含まれている。攝津、五十嵐はともに現役続行を希望しており、他球団への移籍を模索することとなる。

また、巨人は橋本到を金銭トレードで楽天へと放出した。仙台育英高出身の橋本にとっては地元凱旋となる。新天地で故郷に錦を飾りたい。

オリックスははやくも新外国人選手のメネセスを獲得した。今シーズン、メネセスはフィリーズ傘下の3Aで打率.311・23本塁打・82打点の成績を残しており、右の大砲候補として期待されている。

先週は日本一のを決める戦いの裏で、来シーズンへの準備も動き始めた。これからの時期、FA宣言なども含めてその動向を見守りたい。

※数字は2018年シーズン終了時点


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