丸、西、炭谷…FA権を行使した選手の行方はいかに?【3点解説】

2018-11-13
読了時間 約2分

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11月14日、NPBがFA宣言選手を公示した。今年は広島の丸佳浩、オリックスの西勇輝、西武の浅村栄斗、中村剛也、炭谷銀仁朗ら合計5人がFA権を行使。中村は翌15日に西武と再契約で合意した。そのため、移籍市場に出るのは丸、西、浅村、炭谷の4選手となった。


★ポイント1:今年は4人がFA市場に。結論は1ヶ月後?

丸、西、浅村、炭谷が移籍市場に出た今年のFA戦線。これから交渉始まる交渉が決着するのはいつごろになるのだろうか?

昨シーズン、FA宣言選手が契約締結合意した日付を確認すると、もっとも早かった増井浩俊(オリックス)が11月30日。移籍を伴った選手で最も遅かったのは、日本ハムと契約した鶴岡慎也の12月20日だった。

今シーズンも、全選手の移籍先が決まるのは、1ヶ月程度先のこととなりそうだ。

【今オフのFA宣言選手】

  • 丸佳浩(広島)
  • 浅村栄斗(西武)
  • 西勇輝(オリックス)
  • 炭谷銀仁朗(西武)
  • 中村剛也(西武)


★ポイント2:丸は年俸5億円超えか 将来の幹部手形も

今FA市場でもっとも注目を集めているのは広島・丸。チームの主軸として3連覇に大きく貢献し、今季のリーグMVP候補にも数えられる実力者は、戦力図を大きく塗り替えうる存在だ。

多くのチームが欲しがる選手であることは間違いない。ただし、今シーズン推定2億1000万円の丸の年俸は、来シーズン以降は5億円を超えることが確実。現時点では巨人、ロッテ、広島の3球団が丸を巡って争っており、中には7億円を超えるオファーを提示した球団があるとも伝えられている。特に、ロッテは井口資仁現監督の入団時と同じく、将来の幹部入りの約束も含めた交渉へ出る可能性が高い。年俸額だけでなく、待遇面でも含めて激しい競争が起こっている。

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★ポイント3:ソフトバンクがオリックス西獲得へ

宣言選手の中で唯一の投手である西は、ソフトバンクから4年16億円に巨額契約を受けたと見られている。ソフトバンクは今季日本一に輝いたものの、リーグ戦では2位。来季のリーグ優勝と日本シリーズ連覇のためには、けが人の多かった先発投手陣のテコ入れは必須だ。

同リーグのライバル球団の戦力を削ぎ、自球団の補強になる西の獲得は理にかなっている。久々にソフトバンクがオフシーズンの主役となりそうだ。

そして巨人は炭谷の獲得を目指している。小林誠司、大城卓三、宇佐見真吾らと一軍戦力となる捕手はいるが、経験豊富な炭谷でさらなる上積みを目指す。その他の球団の獲得報道がないこと、そして巨人との1回目の交渉は終わっていることを考えれば、早い決断が見込めるかもしれない。

日米野球も終わり、ストーブリーグはここからが本番となる。人生の選択となるFA宣言を行った選手たちの移籍先に注目したい。

※数字は2018年シーズン終了時点


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