アジアカップ・女子バスケ:序盤リードを奪われるも日本がニュージーランドに逆転勝利

2021-09-28
読了時間 約2分

9月28日、ヨルダンにてFIBA女子アジアカップ2021予選の日本対ニュージーランドの一戦が行なわれ、日本が62-50で勝利した。

日本の先発メンバーには馬瓜ステファニー(#3/トヨタ自動車アンテロープス)、林咲希(#27/ENEOSサンフラワーズ)、宮崎早織(#32/ENEOSサンフラワーズ)、赤穂ひまわり(#88/デンソー・アイリス)、オコエ桃仁花(#99/富士通レッドウェーブ)が名を連ねた。

最初のポゼッションで赤穂がスティールからそのまま自らレイアップへと持ち込み先制した日本は、連続8得点で序盤からリードを作ることに成功した。しかしチャーリースとクリスタル・レジャー・ウォーカー姉妹の得点で勢いに乗ったニュージーランドに逆転を許し、第1クォーターを13-20とリードされた。

日本はオープンショットを作れながらも、なかなか決め切ることができない時間帯が続いたが、林の3ポイントショットで少しずつリードを削った。第2クォーター中盤からディフェンスの強度が上がり、速攻からの得点などで逆転に成功し、32-31のリードでハーフタイムを迎えた。

第3クォーターは両チームとも得点が停滞していたが、同クォーター終盤に宮崎とオコエの3Pショットでリードを押し広げることに成功。

最終クォーターには強固なディフェンスで相手からターンオーバーを引き出し続け、試合の主導権を握った日本がそのまま勝ち切った。チームとして3Pショットは32本中10本成功(31.25%)と苦しんだが、相手から23ターンオーバーを奪い19得点に繋げるなど、ディフェンスからの組み立てが功を奏した。

試合後に日本の恩塚亨ヘッドコーチは「ニュージーランドは非常にタフなチームで、警戒しました」と話した。

Scroll to Continue with Content

「ただ私たちは40分間フルコートで戦うというコンセプト持って、それを遂行して、次第に我々のゲームに持ち込むことができたと思っています。プレイヤーたちの頑張りに対して敬意を評したいと思っています」。

15得点の活躍でチームの得点リーダーとなった馬瓜は「最初の入りの部分では自分たちも重くて、なかなか自分たちのペースに持っていくことができなかったです」と試合を振り返った。

「そういったなかで最後まで諦めずにやり続けるという部分では本当に全員が頑張ったと思いますし、自分たちが成長できるゲームだったなと思います」。

日本は馬瓜のほかに、林が3Pを4本決めて12得点、オコエが10得点、赤穂が9得点、5スティール、宮崎が6得点、7アシストをマークした。

次戦、日本は29日16時(日本時間)から韓国と対戦する。

ボックススコア


▶FIBAアジアカップ観るならDAZNで。1か月間無料トライアルを今すぐ始めよう