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第1戦スコア
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 最終 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
栃木 | 18 | 16 | 23 | 29 | 86 | |
北海道 | 23 | 19 | 15 | 15 | 72 |
北海道が前半リードも、逆転負け
24日の秋田ノーザンハピネッツ戦に続き、田臥勇太と遠藤祐亮の先発ガードコンビを書いた布陣で、レバンガ北海道戦に挑んだ栃木ブレックス。1戦目はホームで6042人のファンで埋まった北海道が、得点源のマーク・トラソリーニに加え野口大介、川邉亮平、関野剛平のベンチ陣が3ポイントショットを決めるといったサポートもあり、先に主導権を握る。
第3クォーター序盤で最大12点のリードを奪ったものの、北海道は強度を上げた栃木のディフェンスによって、徐々にオフェンスのリズムを失っていく。その原因は、シーズン開幕からの問題となっていたターンオーバーだった。桜井良太の3Pショットで10点差にした直後、松島良豪がスティールを決めるも、速攻を狙ったパスをロシターに奪われてしまう。12点差にするチャンスを逃した直後、ジェフ・ギブスに速攻でフィニッシュされて8点差。このターンオーバーがきっかけで12連続失点を献上した北海道は、残り49秒で55-57と逆転されてしまう。
一方の栃木は第4Qになっても第3Qで得た勢いを維持。開始から約2分半でギブスがスティール2本、ブロックショット1本とディフェンスで北海道に大きなダメージを与える。溝口秀人のパスを長い腕を生かしてスティールした直後の7分23秒、鵤誠司が3Pショットを決めてリードを7点に広げた一連のシーンは、勝敗の行方に大きく影響を及ぼしたと言っていい。
北海道のオフェンスが単調になっていくのに対し、栃木は渡邉が2本の3Pショットを決めるなど、活発なボールムーブから着実に得点を重ね、終わってみれば14点差での勝利。「ディフェンスをしっかりやってくれたので、そこからいいオフェンスが生まれたと思います」と安齋竜三HCが振り返ったように、後半の20分間は栃木ブレックスらしい試合だった。特にターンオーバーを誘発させた後の得点で16-5と差をつけたことは、栃木の厳しいディフェンスと北海道の抱える弱みの両面が出たと言える。
第2戦スコア
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 最終 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
栃木 | 17 | 24 | 21 | 23 | 85 | |
北海道 | 20 | 14 | 16 | 10 | 60 |
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栃木が選手層の厚さを見せつける
21日の栃木戦から始まった連敗を3で止めたい北海道は、トラソリーニが開始3分強で7得点を奪って先に主導権を握った。安齋HCは第1Q1分27秒に橋本晃佑のターンオーバーから市岡ショーンにダンクを決められた直後、前半2回目のタイムアウトをコールするなど、集中のレベルがいまひとつのチームにフラストレーションを感じていた。第2Qになると田臥の代役として先発ポイントガードを務めていた渡邉が、第2Q5分39秒で4ファウルという緊急事態に直面する。
それでも、今季の栃木はここから選手層の厚さを見せつける。昨季まで北海道に在籍した控えガードの田原隆徳が5分1秒に決めたスティールをきっかけに、渡邉に代わって司令塔を任された鵤のアシストからライアン・ロシターが3Pショットを決めて30-29と逆転。田原はさらに折茂武彦のジャンプシュートを背後からブロックするなど、ディフェンスでチームに貢献した結果、栃木は前半を7点リードで折り返した。
第3Q序盤、北海道は前日の試合を再現するかのように、ターンオーバーの多発でリズムをつかめない。一方の栃木はロシターがフリースローや3Pプレーとなるシュートを決めるなど、時間の経過とともにリードを少しずつ広げる。3分36秒に竹内公輔のバスケットカウントでリードを二桁に広げると、2分36秒に田原が3Pショットを決めたことで栃木の勢いに拍車がかかった。
12点リードで迎えた第4Qは、選手とボールの動きがより活発になり、オープンでシュートを打てる機会が増加。たとえミスになっても、ロシター、ギブス、竹内がセカンドチャンスを作り出した後に山崎稜の3Pショットへつながるなど、北海道のディフェンス対応は完全に後手後手となっていた。北海道のジョセ・ネトHCが25点差の大敗となった試合後、「非常に恥ずかしい内容になってしまった」という言葉を出しても不思議でない。
アンスポーツマンライクファウル2回で退場となった松島は、三遠ネオフェニックスとの1戦目が出場停止になることが確実。新たなチームケミストリーを構築中の北海道は、しばらく厳しい状況に直面することになりそうだ。
栃木からすれば、先発ガード陣を欠きながらアウェイ3連勝は大きな収穫。2戦目は竹内と山崎が11得点ずつを奪ったのに加え、古巣相手に10分35秒間で7得点、2リバウンド、3スティール、1ブロックショットを記録した田原がステップアップ。ロシターとギブスの2人で34得点、23リバウンド、8アシストと期待通りの仕事をして手にした勝利は、正に選手層の厚さを示すものだった。
第6節終了時点の成績
栃木 9勝1敗(B1東地区2位)
北海道 3勝7敗(B1西地区5位)
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