現地時間2月17日、北京冬季オリンピック第14日目、カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレは1次リーグ最終戦でスイスに4−8で敗れるも、他国の結果により4位となり、決勝トーナメント・準決勝進出が決まった。
5勝3敗の日本代表は、7勝1敗ですでに1次リーグ首位で準決勝進出を決めているスイス代表に勝って、自力での4強入りを狙った。
第3エンドまでは世界ランキング2位のスイス相手にセオリー通り、点を取らせながら大量得点を狙う戦略を採るも、第4エンドから藤澤五月のショットが安定せず、逆に細かく点を奪われ、第5エンドで2−5まで離された。第7エンドで2点得たものの、第9エンドで3点を失い、4−8で敗れた。
日本がスイスに敗れたことで、あとは他国の結果次第となったが、英国がROCに、カナダがデンマークに勝利していた。このまま韓国も勝利して5勝4敗で並ぶと直接勝敗の関係上、日本の脱落が決まる状況のなか、韓国がスウェーデンに敗れたことで、日本の決勝トーナメント(準決勝)進出が決まった。
4強入り決定後、藤澤が「4年前と一緒」と話したように、銅メダルだった平昌五輪もスウェーデンが米国に勝ったため、日本が4位で準決勝に進んでいた。明日18日の準決勝は再びスイスと戦う。鈴木夕湖は「神が与えたくれたチャンス」と話し、最後の残り2試合に挑む。