東京五輪・男子サッカー…久保、堂安の得点で日本がメキシコに勝利。首位浮上でGL突破に向けて大きく前進

2021-07-25
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初戦の南アフリカ戦を制した日本は、勝てば決勝トーナメント進出に大きく前進するという状況でメキシコ戦を迎えた。森保一監督が前試合から変更した先発メンバーは一人。三好康児に変えて相馬勇紀を先発に送り込んだ。

本来であれば万雷の拍手と大歓声と共に始まったであろうこの試合。この日は関係者・報道陣が静かに見守るなか始まった。

先制したのは日本。7分、左サイドのスルーパスに抜け出した堂安律が、そのままマイナス気味のクロスを送ると、後ろから走り込んだ久保建英がダイナミックに左足で合わせた。さらに、直後の11分には日本が相馬へのファウルでPKを獲得。キッカーは堂安律。10番を背負う男が、強気のシュートで豪快にネットを揺らした。

序盤で立て続けに得点をあげ日本がリードを拡げる一方で、メキシコは攻勢に出るが、日本は強固な守備ブロックを形成。メキシコに簡単にはスペースを与えない。前半はそのまま2点のリードを日本が守りきった。

後半に入っても、日本が決定的なチャンスをメキシコに与えない。逆に68分には相手ペナルティエリア付近で堂安律がファウルされ、メキシコCBホアン・バスケスが一発退場。これで日本に大きく形勢が傾く。

86分にメキシコがロベルト・アルバラドの直接FKで一点返すと、スタジアムに緊張が走る。アディショナルタイムは4分。メキシコの同点も有り得る雰囲気だったが、相手CKからのチャンスもGK谷晃生がビッグセーブ。なんとか日本が無事に逃げ切り2-1で勝利、2連勝を飾りグループAの首位に浮上。決勝トーナメント進出に大きく前進した。

次戦、日本は28日に横浜国際競技場でフランスと対戦。引き分け以上で、首位での決勝トーナメント進出となる。

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